ハクソー・リッジの作品情報・感想・評価 - 537ページ目

ハクソー・リッジ2016年製作の映画)

Hacksaw Ridge

上映日:2017年06月24日

製作国:

上映時間:139分

ジャンル:

4.0

あらすじ

「ハクソー・リッジ」に投稿された感想・評価

自分や隊の身を守り、且つ敵を一人でも効果的に殺す訓練をしている場で、僕は殺しません、などと堂々と宣言されては、軍にとっては膝カックンと言うか、腐ったミカンと言おうか…。同じ隊の仲間にとっても脅威であるデズモンド・ドスは、最も真っ先に排除したい人間だ。

そんな臆病者のお荷物と思われていた人間が、武器を持たないまま、瀕死の味方を次々に助け出す。
傷病者には、命を繋げて家族の元へ帰された者、身体を治して戦線に復帰し、さらなる戦果をあげた者もいただろう。
デズモンド・ドスは、故郷で待つ彼らの家族にとっても、戦略と言う軍事的意味合いに於いても、限りない貢献を行なったことは間違いない。
(もし、デズモンド・ドスのような人間が当時の日本にいたら…。その扱われ方を想像すると背筋が震える)

とはいえ、万事含めて戦争は戦争。
それ以上でもそれ以下でもない。
ドスの配置された隊では、識字者はドスを含めた2人だけだった。
それぞれの田舎から、国を守りたいという使命だけで集まった、無垢な若者たちだ。
最低限の訓練を受け、想像を超える戦地に運ばれ、勇敢な者から次々と命を失う。

劇中では、平時では息子が父親の葬儀をあげ、戦時では父親が息子の葬儀をあげる、という言葉があった。
戦闘シーンに注目が集まる本作だが、戦争の矛盾や憤りと言った部分も静かに伝える、反戦の作品でもあった。
toku

tokuの感想・評価

4.0
アンドリュー・ガーフィールドの演技が魅せる。戦闘シーンの迫力も白眉。監督の熱意、想いがとても伝わる。
たこす

たこすの感想・評価

3.8
まさかハクソーリッジが沖縄侵攻での事とは思わずびっくりした
日本兵が本当に恐れられてたんだなーと改めて実感というか見てて怖かった
前半はほとんどラブストーリーで見ててイライラしたけど後半の戦争パートが緊迫感と絶望感あって良し
M1ガーランドといいMP40といい懐かしいのたくさん見れたし、日本兵を日本人でキャスティングしてたから個人的に満足
恋愛パート無けりゃもっと良かったなあ
意外と年寄りの客たくさんいて笑った
戦争映画見るんだ
TDS

TDSの感想・評価

4.0
周りの仲間に認められなくても自分の信念や信仰を突き通した主人公に感動した。

PG12なのが不思議なくらいのグロ描写
戦闘シーンは迫力があったが、ラストの日本の描写には少し違和感を感じた。

ヴィンス・ヴォーンが登場した時、真面目な映画なのに大丈夫か?と思ったが、安定のコメディ質と厳しさの切り替えでヴィンス・ヴォーンの株が上がった
「賞賛に値するのは、
実際に行動した人物であり、
汗と血でまみれ、勇敢に戦い、
何度も間違いを犯して
成功にまで手が届かなかった人物であり、

熱意をもって身を捧げ、
有意義な目標に向かって全精力を使い、
たとえ失敗したとはいえ
果敢に挑戦した人物である。
その人物は、
勝利も敗北も知らない臆病者たちとは
一線を画している」
セオドア・ルーズベルトの言葉だそうだ.ネット調べなので「それ嘘ぴょん」ってことになるのかもしれないが.
ルーズベルトの言葉でなかったとしても,価値は毀損されないわな.そしてこれ以上にデズモンドを表す言葉も少なかろう.
別にレビューするのがめんどっちいから人の言葉パクったとかそーゆーんじゃないからね (`≧ ^≦*)ソ、ソンナンジャナイシッ!
今年暫定1位。
人を殺したくない。そんな当たり前のことが戦争という極限状態の中ではあんなにも過酷で、あんなにも辛く苦しいものだったなんて。自分だったら絶対あんな風に信念を貫けない。
そして後半の沖縄戦は本当に度肝を抜かれた。今まで見た戦争映画の中では一番衝撃的だったかも。生々しく壮絶な映像とリアルな音響、絶対に確実に必ず劇場で見るべき!
武器一つを持たないことを理由に「臆病者」と上官や仲間から揶揄されていた衛生兵が、過酷な戦場の中で何十人もの負傷兵を救い、その勇敢さを讃えられるまでが描かれた作品だった。衛生兵がメインの戦争映画は見たことがなかったので新鮮だったし、少し長尺なものの最後まで魅せる作品だったと思う。
当然作品中では日本は敵であり、憎悪の対象として描かれる。しかし戦争「映画」である以上、何かに視点を絞らなければ作品は作れない。今回はそれがアメリカの衛生兵だったというだけであり、日本側の描写に関して文句を言うのはナンセンスだと思う。
ひな

ひなの感想・評価

4.8
丸腰で戦場に立ち、75人の命を救った衛生兵の話。
私の語彙力ではとても伝えられないけど、素晴らしい作品だった。
素晴らしすぎて2回鑑賞。

敵である日本兵でさえも助けようとしたり、「助けてくれ」「見捨てないでくれ」という言葉全てに答えようと、「もう1人。もう1人だけ助けさせてください」と何度も戦場に戻って仲間を助ける姿は本当にかっこよかった。
これが実話だなんて、こんな人が本当に存在してたなんて、ただただすごいとしか言えない。
銃を持たないと心に決めて戦場に行ったデズモンドだけど、常に死と隣合わせで、周りでバタバタ仲間が死んでいるような状況の中でも決して銃を持たなかった。
そこまで自分の信念を貫くなんて簡単にはできないことだと思う。

戦闘シーンは戦争を体験したことがない私でもリアルだと感じる程生々しく、迫力がすごかった。
見る人によっては絶対トラウマになる。
とりあえず手榴弾片手につっこんできたり、死を恐れずに攻めてくる日本兵怖すぎた…
歴史の先生が「アメリカ軍が最も恐れていたところは日本軍の死を全く恐れないところだ」って言ってたの思い出したな~。
そしてそしてデズモンドとスミティの友情がとても好きでした。

あぁ~本当映画館で見て良かった!!!!
チィ

チィの感想・評価

3.4
前半は脳裏によぎるメル・ギブソンの『ブレイブ・ハート』の残像が離れず、男の中の男の映画を作りたくてアメリカではまだこれが評価され続けているのか…とげんなりしたのは事実で。アンドリュー・ガーフィールドも好きなはずなのに、なんだろうこのハマらない感、、とうんうん唸ってたんだけど、化けた。なよなよは過度に描きすぎだし、色々過度に描きすぎだし、またパードレですか??って『沈黙』を思い出すシーンもあって、宗教という側面で被ってはいる部分もあったけど。日本人は日本が舞台となる2作品を目の前にしたら、敗北した沖縄戦よりも、弾圧の遠藤周作の沈黙を無意識に優先順位をあげてしまう。自国が絡むと客観視できないのは面倒だなと思うんだけど、そう思うとがっつりハリウッドという戦場に立つアカデミー賞はどうなんだともなるからしょうがない人間ってそんなもの!

あらすじと歴史を知らなかったから後半の化け方はザワッとしたし、直視できないシーンも続いたりして戦争映画としてのリアリティ性はとてもあった!もう一度見たいかっていうと個人的にはグロいのそんなに得意じゃないから厳しいけれども、アンドリュー・ガーフィールドがこう主戦場に立つ作品に出演している事実がとても嬉しい。
ロブ

ロブの感想・評価

4.4
意外とガチだった…
グロいのダメな人は気をつけたほうがいい

前半はドスの話。ガーディアンの前半みたいな。

己の信念を曲げないってあんたすげえよ

後半の戦争シーンは2.3回ホラーばりにびっくりするところがあります。
映画館なんて、爆発の熱・衝撃も降ってくる血も死体の匂いもなんもないのに臨場感がある。
ゲームじゃダメージ食らってもすぐ回復するけど現実はそーはいかない。メディックの存在がいかに心の支えか。ドスの行いがいかにすごいかがわかる。実話だし。

日本兵が相手に出てくるわけだけど特別なのは切腹とかのシーンくらいで他は普通だったよーな
日本兵から見た米兵とかってキチガイで凶悪でみたいな描き方することあるけど、結局お互い信念持って相手怖がってやってるって感じるバランス感

宗教観とか全く理解できないけどもう1人救わせてくださいとか祈っちゃうのすごいな、ガーフィールドは沈黙の時もそうだしそんな役がうまいのかな