ハクソー・リッジの作品情報・感想・評価 - 552ページ目

ハクソー・リッジ2016年製作の映画)

Hacksaw Ridge

上映日:2017年06月24日

製作国:

上映時間:139分

ジャンル:

4.0

あらすじ

「ハクソー・リッジ」に投稿された感想・評価

Rucola

Rucolaの感想・評価

4.0
Filmarksの試写会にて

沖縄戦を舞台とした戦争映画を、西洋人が描くとどうなるのか観る前から複雑な気持ちでした。
でも映画が始まるとストーリーに引き込まれて、ただ単純に1人の衛生兵が主人公の映画として観れました。
主人公の信念には心打たれ、1人でも多くの人を、アメリカ人・日本人関係なく救おうとする姿に感動しました。
ぜひ、多くの人に観てもらって、映画から何かを感じとってもらいたいなと思います。
メル・ギブソンのこれまでの作品も、あらためて観直してみようと思いました。
猫田

猫田の感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

久々の戦争映画だと思いきや・・・。
全然内容が違う。
ヒューマン・ドキュメンタリーじゃないか、これは。
良心的兵役拒否者の物語です。
さすが自由の国アメリカですね。
後半は沖縄戦のすさまじい映像がありますが・・・。
さりとて、純然たる戦争映画とは違う。
衛生兵の活躍談です。
肩透かし食わされた感じは残りますね。
アイコ

アイコの感想・評価

3.2
Filmarks試写会にて。

第二次世界大戦中のハクソー・リッジ(ノコギリ崖=沖縄前田高地)が舞台になった実話ベースの映画との事でリアリティを追求するメル・ギブソンがどんな撮り方をするのかを楽しみにしていました。

戦争映画にありがちなどちらかの目線からだけ描かれた一方的な描写ではなくわりと公平には描かれていてそこは評価出来ると思いますがワンシーンちょっとそれは誤解を生むのでは…と思う箇所があり残念でした。

この作品は戦争の悲惨さや平和の有り難さを伝えるのではなくどんな時でも信念を曲げずまっすぐに生きる難しさと素晴らしさを伝えているように感じました。その点で比較すると個人的にはサイレンス沈黙の方が胸に刺さり伝わって来たと思うのでこの評価ですがアンドリュー・ガーフィールドの演技が素晴らしかったです!
ろみ

ろみの感想・評価

4.5
生々しい映画だが、片時も目が離せない。
「あと一人」「あと一人」
ええっ!いつまで・・・
実話を素晴らしい映画にしてくれた作品。
是非、見て欲しい映画だ!
崇一郎

崇一郎の感想・評価

4.1
filmarks試写会にて鑑賞。

とにかく驚いたのは戦闘シーンの残酷な描写です。プライベートライアンの冒頭の比じゃないです。さすがメルギブソンという感じの。そーいうのが苦手な方は控えた方がいいかもしれませんが、間違いなく戦争映画史を塗り替えています。

主人公は何一つ武器を持つことを拒否した1人の衛生兵。人は殺したくないが、戦っている仲間を助けたいという想いで戦争に赴きます。そして沖縄戦最大の激戦と言われた前田高地での攻防で75人もの米兵を1人で救いました。これをアンドリューが完璧に演じていて、またその童顔が主人公の優しさを表しているようにも見えました。戦争映画には珍しく、主人公の家族にも焦点を置いているのはこの映画の1つの特徴だと思います。

個人的には主人公の強い信念に胸を打たれました。自分だったら速攻負けてるなって感じです。ただ、主人公までとはいかなくとも、テロが相次ぎ平和とは言い難いこの世界で、この世界の流れに流されずに各個人がそれぞれの平和に対する信念を持つことは大切だと思いました。

最後に、あまり興行収入が見込めない戦争映画であり、さらに沖縄戦という複雑な題材でありながら配給を決定して下さったキノフィルムズさんにお礼申し上げます。
taku

takuの感想・評価

5.0
試写会で一足先に鑑賞しました。
映画館の大スクリーンで見たほうがいい映画だと思います。
かなり残酷な描写のある映画ですが、目を反らさず直視することで「戦争だけはやっちゃいけないな」と心から思えるようになる、とても重みのある作品だと思います。
スミス

スミスの感想・評価

4.0
試写会にて一足先に鑑賞させていただきました。
戦闘シーンの迫力が想像以上に凄かったです。
衛生兵として沖縄戦に従軍し、戦場で75人もの命を救ったデズモンド・ドスの物語です。
彼のような人物がいたこと、ハクソー・リッジのことはこの映画を観て初めて知りました。
自分だったらドスと同じようなことは出来ないと思います。
主演のアンドリュー・ガーフィールドをはじめ、キャスト陣の演技が素晴らしかったです。
1人でも多くの方に観ていただきたい作品です。
Yukenz

Yukenzの感想・評価

4.0
序盤はヒューマンドラマのテイスト。あるシーンでの仕込みが後の伏線になっているけど、微笑ましいシーンもあり比較的穏やかで和やか。

中盤は陸軍でのシーン。個性的で人間味のある登場人物が多く印象付けられる。
国と家族や仲間を守る為には武器を手に取り戦うのが当然と考える屈強な軍人たちが、デズモンドの「武器を持たない」信念を受け容れないのは普通の反応ではあるけど、どんな環境でも信念を曲げないデズモンドはなんて奴なんだろう。
デズモンドの妻の存在や、父が持つ戦争への嫌悪と、それを知りながらも入隊を志願した息子へ抱く親としての思いなどが絡み合って物語のスパイスにはなっている。

一転して沖縄のシーン。
交錯する閃光と少し遅れて聞こえる"ヒュン"という乾いた音。いつ撃たれるのかなんて分からないし、気づく前には死にさらわれている…凄惨な戦場が目の前に繰り広げられ、映像と音響に蹂躙された感覚。迫力があった。

デズモンドの信仰心に敬意を表すし彼の行動と結果には感動したけど、賛同出来るか?というと、今の自分には難しい…
Mikoto

Mikotoの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

フィルマークスの試写会で鑑賞。

戦争ものは好きで今までに色々見てきたけれど、これはその中でも群を抜いて圧倒された。
CGをほとんど使っていないとのことで臨場感はとてつもないし、凄惨な様子も生々しく描かれていた。
グロテスクなものが苦手な人は確実にアウトだと思った。

序盤30分くらい?丁寧に主人公デズモンドの育ちや生活が描かれていてこの時点だと戦争ものとは思えないほど穏やか。
銃は絶対に持たない、という強い信念を持つ彼は志願して入隊するものの、軍曹からの指示を受けても銃を持つことだけは頑なに拒否。
軍議にかけられるものの、退役軍人の父が軍事長官からの手紙を裁判中に持ってきたおかげで、デズモンドは除隊になることを避けられた。

戦地に出てからは自衛のための武器も持たず仲間を助ける姿に強く心を打たれた。
終盤、米兵がハクソーリッジから撤退したときもデズモンドはただ一人残り、一人で負傷した仲間を助け続けていたのには感動した。
さらに負傷した日本兵までも助けるシーンもあり日本人の私としては涙ものだった。
最初は臆病者と隊の中でもいじめにあっていた彼だが、最後はみんなから誰よりも勇敢だと讃えられていてホッとした。

何が驚きかというとこれが事実に基づく話だということ。
この映画を見るまでハクソーリッジと呼ばれた沖縄の土地があったことさえ知らなかったが、この映画を機に戦争というものを改めて深く考える必要があると感じた。
映画監督のストーリーの展開と時間配分が秀逸でした。数万人の死者が出た戦いを悲惨さを拭わない程度に、個人の信念を浮き彫りにした傑作でした。彼の貫いた信念は全人類が必ず抱かなければならないものに違いないけれど、世界は未だ狂気の渦中にあって愛国心という火種を未だに重要視する教育をし続けている。人はいつの時代も愚かだと、はっきり理解させるメッセージが伝わってくる。それが最大軍事国の米国によって描かれていることは、メルギブソンによる皮肉なのかもしれない。