ハクソー・リッジの作品情報・感想・評価 - 561ページ目

ハクソー・リッジ2016年製作の映画)

Hacksaw Ridge

上映日:2017年06月24日

製作国:

上映時間:139分

ジャンル:

4.0

あらすじ

「ハクソー・リッジ」に投稿された感想・評価

戦争のシーンがリアルに描かれていると思った。
主人公は、個人的に素晴らしい人だと思うけど、この後に起きた事を考えると、悲しくなる。
えひ

えひの感想・評価

4.1
物語:0.8
演技:0.8
音楽:0.8
映像:1
美術:0.7
ぴろ

ぴろの感想・評価

4.5
アカデミー賞作品候補7作目。これまた実話でいい映画だ。前半はあったかくてほのぼのしてる。でも後半は迫力満点。それにしてもやっぱり日本人というと最後のシーンはかかせないのかな。沖縄のハクソーリッジに行ってみたくなった。
きのう 6月23日は沖縄戦から72年の慰霊の日でした。
沖縄に行った際には平和祈念資料館やひめゆりの塔、いくつかのガマなどの戦跡を訪れた事もあり、本作が沖縄戦を描いたアメリカ映画という事で、アメリカの視点からどんな風に描かれているのだろうと興味があって見に行って来ました。

主人公デズモンドは敬虔なクリスチャンで、「汝、殺すなかれ」の教えを自分の信念とし、国のために貢献したい思いから志願して入隊したものの、どんなに上官や仲間の兵士たちに虐められ不当な扱いを受けても、銃を持たないという信念を貫き通したんですね。

このデズモンドをアンドリュー・ガーフィールドが演じている事もあり、「沈黙」でも信仰や信念を貫く事での葛藤を描いていたので、同じテーマを感じました。

「僕は人を殺したくないので銃は持ちません」と言ったところで、「ほんならなんで軍隊に入ったんや」となるわけだし、それが自分が自分であるための侵せない信条だと訴えたところで、個人の信条や人権を尊重する軍隊なんかないので、全く理解されないし酷い目に遭わされるんですね。

「沈黙」でも思いましたが、自分の内心というのは誰にも侵せない最も大切なものだと思いました。
ただ、戦時中の軍隊においてそれは当然許されないわけで、それを貫き通す芯の強さや信仰心の強さにはただ驚かされるとともに、それがハクソーリッジという凄惨な修羅場と化した激戦の地でも、丸腰で衛生兵として負傷者を助けることだけを貫き通す姿は、崇高でありながらもある種の狂気すら感じる程でした。

沖縄戦の激烈さはこれでもかという程に生々しく苛烈に描かれ、延々と続く前線の地獄のような戦闘を見てると、一体この人達は何をさせられているのだろうとひたすら怖くて悲しくなりました。
飛び交う銃弾の嵐に敵も味方もなく肉片となって散っていき、手榴弾や火炎放射の炎に焼かれる兵士たち。
「野火」でも戦闘の残虐さを見ましたが、本作でも強烈です。

実際、ハクソーリッジの戦闘があった浦添市では、半数近くに及ぶ住人が犠牲となったそうで、ここでは日本軍と米軍の戦闘だけが描かれていましたが、相当数の住民が戦闘に巻き込まれて殺されたかと思うと、その戦地はどれ程凄惨だったのかと想像を絶します。
(ちなみに3ヶ月足らずの沖縄戦全体では、沖縄県民4人に1人の12万人以上、日米双方を合わせると20万人以上が犠牲となったといわれています…)

戦争の残虐さを戦闘シーンで見せるだけでなく、第一次大戦で戦った父親が壮絶な戦争体験によるPTSDで人格を破壊されてしまったことからも、いつの時代も戦争は非人間的で人の命だけでなく生き残った人の心も殺してしまう、そんな恐ろしさもあらためて感じました。

その反面、最後の方はどうしても戦争をヒロイックに美化しているとも感じられるような描き方もあり、そこは徹底的に戦争の惨さを描いた「野火」と比較しても、少し違和感を持った部分でありました。

自分の中で一番大切な信仰や信条などの内心をかたく守り続けることや戦争の悲惨さを描いた本作を見ながら、己の不正を隠す目的もあって他国の脅威をことさら煽ってナショナリズムを高揚させようとしたり、人の内心をも監視し、人権や自由を侵害しようとする動きに警戒しつつ、戦争だけは絶対にダメだという思いをあたらにしました。

83
pilotis

pilotisの感想・評価

3.5
沖縄戦という予備知識なしで鑑賞すると、かなり辛かった。
地面には死体が広がり、何も見えずあっという間に殺されてしまう戦闘シーンは圧巻で、それまでの暖かいエピソード群から一転、一気に息が詰まる。
映像も美術も、日本語も(笑)かなりリアルで気持ち良い。
「沈黙」に続きアンドリューガーフィールドの演技が素晴らしかった。目がぱっちり。
後半はアメリカ映画らしいまとめ方という感じに思えた。
今年ベスト級やしオールタイムベスト10には入ってくる作品やった。ストーリーから映像から音楽から全てが良かったけど後半のデズモンドの姿を見て涙が止まらんかった位には凄かった。アンドリュー・ガーフィールドの演技もさることながらメル・ギブソンの監督力、改めて恐れ入りました。映画界に完全復活って言ってもいいでしょ!
bob2416

bob2416の感想・評価

3.5
沖縄、前田高地の一戦で活躍した米衛生兵の実話を基にした話。前後半で色合いが全く違う映像迫力と、主人公のキャラクター性が存分に出ていた。海外の映画にしては日本兵は鬼畜魍魎だという色は薄かったように思う。プライベートライアンばりの戦闘シーン。
事実原作の映画ならどれでも言えることですが、作品としての緩急のために膨らませた部分や、誇張した部分もあるかと思います。そこはある意味暗黙の了解ですので、それでも見終わったあとに満足感のあるこの作品は良かったと言えますね。ラストは真実の重さ。
ちゃそ

ちゃその感想・評価

4.0
米軍が沖縄の前田高地という断崖絶壁の地を侵略する実話。

軍に入隊するまでの主人公がフォレストガンプみたいでした。

戦闘シーンは迫力が凄く、戦場の生々しさがよかった。

実際に主人公は名誉賞をもらってましたが、私からもトップ衛生兵リボンを贈りたくなるほどの活躍でした。
EMi

EMiの感想・評価

3.6
アンドリューガーフィールドのクシャクシャ笑顔よ。

日本が関わった戦争についてもっと勉強しようと思った。だがハラキリについては描く必要があったのか疑問。日本が一方的な悪の立場でなく、さらにキャストもスタッフも日本人が起用されていたことについては素晴らしい。

戦争をもって戦いを終わらし、殺した数が多い者ほど勝者と化すというアメリカに未だ残る考えに一石投じれたのではないか。