ハクソー・リッジの作品情報・感想・評価 - 561ページ目

ハクソー・リッジ2016年製作の映画)

Hacksaw Ridge

上映日:2017年06月24日

製作国:

上映時間:139分

ジャンル:

4.0

あらすじ

「ハクソー・リッジ」に投稿された感想・評価

jyera

jyeraの感想・評価

4.0
沖縄戦をアメリカ側から見た作品というところに興味をもって鑑賞。
日本軍との非常に激しく生々しい戦いを、壕を焼き尽くすシーンなどは特に複雑な思いを抱きながら観た。
映画自体は主人公の思いや行動によって、凄惨な中にも救いがあり、何か温かい気持ちが残った。
ママコ

ママコの感想・評価

4.7
この映画の冒頭で、デズモンドが少年時代に故郷ヴァージニアで登って遊んだリッジ(崖)から見える山々の景色は美しく、のちに妻となるドロシーと出掛けた滝の景色も美しいです。映画後半が惨いシーンの連続なので、ここでちょっと癒されました。
それに反して、激戦地のハクソー・リッジ(弓鋸のような崖の意味)は、大量に散らばっている死体や体の部分、それを食べるネズミたちがいたり、ウジがわいていたり・・・そのリアルさに、ううっと口を覆いたくなる程でした。爆撃、銃撃、火炎のシーンの迫力は半端なく凄いです!
日本人として、日本兵が悪役だったり、殺されたりするのは、複雑な気持ちですが・・・それ以上に、銃を持たないデズモンドがハクソー・リッジの上にたったひとり残り、75人もの兵士の命を救ったことには、とても感動しました。観て良かったよ思える映画でした。
kate

kateの感想・評価

4.8
ハクソー・リッジを鑑賞予定或いは鑑賞済みだけどよく分かんなかったという方は是非浦添市のHPに掲載されている記事を読んで頂きたい。前田高地の重要性をお手軽に把握できます。
http://www.city.urasoe.lg.jp/docs/2017052900033/

凄惨極まる沖縄戦の中で、デズモンド・ドスのとった行動は唯々尊かった。そこに心が揺さぶられる。没個性に徹し、尊厳を捨てることを求める戦争で、ドスはエゴともとれる信念を貫くことによって、結果的に75人もの兵士を助け、その家族の人生をも救った。この結果が英雄として賞賛された理由であろう。

メル・ギブソンの久々の監督業ということでちょっぴり不安はあったが杞憂に過ぎなかった。監督は真摯かつ誠実に前田高地の戦いを描写してくれた。銃弾の飛び交う戦場で命は本当に呆気なく奪われる。そこをちゃんと押さえて日米両陣営の兵士を描いているから余計にドスの行動は尊くもあり、何を見出せばよいのかわからなくなる。

特筆すべきはドスの父役ヒューゴ・ウィービングの演技である。登場シーンの全てが良い。
WW1の退役軍人で現在アル中だけど……という役柄を見事に演じている。個人的にアカデミー賞にノミネートされてほしかった。

一方、日本人視点から観るとなんでこんな戦争しちゃったのかと唯々悲しくなった。ハクソー・リッジのように地理的に有利であっても、時代遅れの三八式歩兵銃+銃剣装備に対してセミオート銃+機関銃装備の強さは米軍撤退時のシーンで発揮されていた。精神力のみで戦ってた日本兵を思うとやるせない。
yuma

yumaの感想・評価

3.7
戦場の迫力、緊迫感、目まぐるしくあちこちで起きる攻防は今までの戦争映画で飛び抜けています。
ただそれだけに残酷な描写は人を選ぶかなと。

前半の銃を持たないと主張し続ける姿は正直共感も感動もしませんでした。
ただの融通のきかないめんどくさいやつという印象で、最後までその理由にはすっきり出来ませんでした。
バババ

バババの感想・評価

3.9
試写にて鑑賞。

前半はデズモンド・ドスが武器を持たないという信条を育んだ幼少期から入隊し信条を試されるまで。後半は戦場描写のみというシンプルな構成。
シンプルゆえ話はテンポよく進み、CGはほぼ使っていないというのが驚きの画の力もあってとても訴求力の高い映画です。

戦争に対する価値判断は意図的に排してあるように見え(現地住民も戦争指導者も登場しない)、その代わり両軍の兵士が負傷し死んでゆく様は悲惨でむごさだけが印象に残ります。戦場には悲惨しか存在しない。
それゆえドスの行為が英雄的に映る。

真摯に信条を守り抜いた主人公の姿に映画として感動しますが、これが実話というのだからどこか希望を感じますね。
そよか

そよかの感想・評価

4.0
戦場で「人を殺さない」という自分の信念を貫き通す主人公

戦闘シーンは壮絶で圧倒された
これでもか、と迫力ある描写に引き込まれてあっという間に時間が過ぎていました。

もともと題材である沖縄線に興味があったので、前田高地戦の一部分しか描かれなかったのは少し残念ですが、一衛生兵の姿を追ったお話なので仕方ありませんね。
しかし、それを抜いても素晴らしい見るべき映画でした。

戦争という狂気の中、一人信念を貫き『あと一人だけ。。』と自らを奮い立たせる姿に涙しました。
軍対信念、狂気対信仰、対立してなお折れない精神の強さ。
時代や流れに身を任せるのが楽な中、自己を保つことがどれほどに過酷なのか考えさせられました。

余談ですが、2015年の『追憶』(小栗謙一監督 )を見直したくなりました。
圧倒的弱戦力でありながら米兵を震撼させた日本兵の信仰と妄執、今でこそ愚かしいですが、兵士としての恐ろしさはこちらで描かれなかった敵側の心理の補完になると思いました。
また映画館に見に行こうと思います。
試写会にて鑑賞
相当過酷だったと聞く沖縄戦の一幕。メルギブソンのこだわりから、かなり生々しい表現がなされている、という入ってしまった前情報を胸に劇場に向かいました。

武器を持たずに戦場に行く覚悟を決めた主人公は、内側から攻撃される。揺らぎつつも曲げない信念。それが実戦時にとんでもない原動力となる。

過酷すぎる状況でも曲げない、曲がらない信念が描かれますが、芯の部分で彼がどう考えていたのかは私には理解できなかった。同調圧力は想像を絶するものだったろうし、戦争という空気の中で自己主張なんてできるものだろうか。それをやったから彼は賞賛されたが、たまたま死ななかっただけともとれる。

戦闘シーンの凄まじさは間違いないと感じましたが、想像のソレとはあまり交差しないというか、戦争体験のない自分にはやはり絵空事に見えてしまった。

生々しければ生々しいほど、むしろ現実味は薄まる…自分の中ではですが。極力CGを使わない手法で撮影されたことで、やたらとドロンドロンなヤバさはありました。

この話は戦争映画ですけど、戦争がテーマと言うよりはある信念を持った男の話なんですよね。

ただ、これにどれだけ共感できるかと言われると、かなり難しい。動機の部分がどうしても分からない。

主人公がフォレスト・ガンプぐらいぶっ飛んでればまたしっくりきたかもですが、いたって真面目。実直。あやうい。彼を賞賛しつつも、彼みたいになれとは思わないだろうなあ。
衛生兵を主人公としているのがよかった。
崖から1人ずつ降ろして救出するのはやはり感動的だった。
思ったよりアクションが長かったけど、映像がすごかった。戦争モノ苦手な人には目を覆いたくなるかも
miku

mikuの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

試写会にて。
戦争映画は、あんまり観たことがなくどちらかというと苦手なジャンルでした。
色々覚悟して観ましたが、結果、観て良かったと思える作品でした。
後半は悲惨な映像が続きますが、あるからこそ、主人公の勇敢さや意志の強さが伝わります。
沖縄が舞台ですが、日本人に対し悪く描かれてる印象はありませんでした。
むしろ日本人だからこそしっかり観るべき一本だと思いました。