藍色夏恋の作品情報・感想・評価

「藍色夏恋」に投稿された感想・評価

犬君

犬君の感想・評価

4.2
台湾のザラついた夏の色。忘れてしまった感情を思い出させてくれる。ラストが秀逸な自転車映画
キムタクがいきなり出てくるの笑った
ハコ

ハコの感想・評価

4.0

〝伝えていてるのに、伝わらない……。〟

静かな夏の空気感とおぼろげな光。
その中で確かにある、3人の間の距離。

近くにいるはずなのに心には届いていなくて。
言葉にしてみても振り向いてもらえなくて。

『あの頃、君を追いかけた』とは、真逆みたいな物語。
『あの頃、君を追いかけた』が緩急のあるドラマチックな音楽だとしたら、この『藍色夏恋』はピアノの音がぽろんぽろん、ってこぼれるだけの余白の多い音楽みたいな。

自転車で追いかけ合う、モンとチェンの距離感が大好き。
冒頭を観直してみたら、3人の思いを知ったからこそギュンとなりました。



『あの頃、君を追いかけた』『藍色夏恋』の二本立てで観賞。
台湾映画が好きだなあと実感する時間に☺️

「活かし合う二本立てのセレクト!『藍色夏恋』が二本目であって欲しいと思ってたら……まさに!!!」と、トークショーの有坂塁氏。
銀幕短評 (#182)

「藍色夏恋」
2002年、台湾、フランス。 1時間 24分。

総合評価 98点。

原題は「藍色大門」。
台湾の17才の高校生どうしのみずみずしく切ない恋をえがく。

この映画はカメラも音楽も何から何まで すみずみまで計算しつくされている、すみずみまで。あまりにも計算されていて、あら探しをしてしまうぐらいに。

わたしは、ごく断片的に中国語が使える。映画の会話がチラチラと聴き取れる。これはかなり中途半端だ。ものがたりへの注意力が分散されるから。

台湾には 3度行ったが、いい思い出ばかりだ。やはり中途半端でも、コトバはできたほうがいいな。

男の子役の男の子が とてもかわいくて、とてもいい芝居をする。アタマを なでなでしたくなる。
女の子役の女の子が 自室で寝転びながら差し上げる左腕の手指が、ことのほかうつくしい。その瞬間のこころが すみずみまで美しいように。
nknskoki

nknskokiの感想・評価

4.5
勝気な女子高生モンは、親友に頼まれてチャンという水泳部の男の子にラブレターを渡すことになる

少年がめちゃくちゃガキで鼻につくけど、子供らしくこれくらい素直でまっすぐに自分の思いを表現できた方が逆にかわいいし好感度高いのかな
大人になると無駄に賢くなって色々分別がついてしまうからなかなか行動できない

少女漫画や恋愛邦画独特の悪い意味でこっちが恥ずかしくなるような場面が少ないし、何も考えずに見れる良作

ペッドボトルの水を飲む暗喩シーンが印象的
爽やかで見た後の余韻が最高
観て本当に良かったから点数は少し甘めに
何となくときめきたい、過ぎ去った青春を懐かしみたい人、俺みたいに心が淀んでしまった大人に(いや誰が心が淀んだ大人や)是非オススメ

「俺といて退屈?普段はこんなんじゃない、もっと面白い男さ。知ってるだろ? 」
「——ねえ?私にキスしたい?」
青春!!純粋な高校生の青春映画。
上手く気持ち伝えられなくてもどかしいよね。
いい映画だった。

T
kanon902

kanon902の感想・評価

4.0
青春の1ページを切り取るような映画、
これに関して台湾は卓越してる。
少年少女たちの、キラッキラした瞬間を
素朴にキュンと描いてるよね。
10代が羨ましくなる〜✨
「何にもない夏」なんて余裕。
まだまだ夏は来るのだから。

5年後、10年後の自分を楽しみに
思えるなんて‼︎
今や10年後なんて不安しかない…😑
キラッキラな初老映画…無理だろうか⁉︎
まさか

まさかの感想・評価

4.2
原題は『藍色大門』Blue Gate Crosshngだが、物語の終盤にヒロインのモン・クーロウが「あの青い大門を背景に〜」と口にすることの他に、このタイトルとの関係を感じられる部分はないような気がする。

公開は2002年だが、今から15年以上も前に、これほどストレートに人を恋する気持ちの甘美さと苦しさを、あらかじめすれ違うことを運命づけられている2人の関係を通して描いていたことに驚きを禁じ得ない。台湾映画は恋愛ものに秀作が多く、特に近年は『あの頃、君を追いかけた』や『若葉のころ』などの切ない物語に光るものがあるが、本作はそれらの作品にも影響を与えたのではないか。台湾恋愛映画の金字塔と呼んでしまおう。

監督のイー・ツーイェンは寡作で、この作品の他に目立つものは一つもない。いわゆる一発屋なのかもしれないが、この一発があまりに素晴らしいので十分だ。台湾では2019年5月の民法改正により同性婚が合法化される予定だが、与党民進党が統一地方選で大敗を喫したことから、保守勢力を支持基盤とする国民党の影響が強まることは必至で、法改正の先行きが見えにくくなくなった。

このレビューはネタバレを含みます

自分の未来はわからないけど、あなたの未来なら想像できるよ。みたいなセリフがあってかなり泣いた、そうですその通りです、映画館で叫びそうになった
Ryuichi

Ryuichiの感想・評価

3.8
高校生の甘酸っぱい青春物語っていうだけの単純なものではなく、セリフひとつひとつが感情に満ちててその人がどういう人でどうありたいかが伝わってくる。
LGBTQにもすこし関連ある映画としてここまでハッキリと早い段階で作品になって質も高いし観てよかった。面白い。台湾とフランスの合作のこともあるのかどこかフランス映画のニュアンスがあるよねそれも相まって良い。台湾映画も好きです。

10代独特の毒や甘さが入ってて、演技も自然で見ててあぁー良いなぁってなる映画。
感傷に浸るというかとにかく良いなぁ10代、高校生みたいな笑
自分の気持ちをストレートに言えないもどかしさ、相手がどう思ってるのか聞きたいけど素直に聞くことができないもどかしさ。とにかく素直になれないのよね、恥ずかしいというか、知るのが怖いのか。
そんな繊細な高校生を演じている主演の2人がとても良いです!

グイルンメイが綺麗過ぎる。
これがデビュー作なのかな?
波瑠さんにしか見えない。
とにかく綺麗。
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