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レジデントのemilyのレビュー・感想・評価

レジデント(2015年製作の映画)
3.2
デンマークの首都コペンハーゲンの北に位置する住宅街で亡くなった老人の死体が消えてから街は制限区域にしていされ、家から一歩も出られなくなる。ニュースでは感染症が蔓延してると伝えられている。グスタフは好きな子の無事を確認するため夜中に抜け出すと、感染者が次々殺されているのを目撃する。

感染症という見えないものに覆われ、たちまち家から出られなくなる。しかし外では何かが起こっている今日をひしひしと感じながら、事態は確実に悪い方向へ進み、感染者はたちまち国防に殺害され、見えないWの恐怖に人々は追い詰められていく。何が起こってるのか分からない、直接的な"何か"が画面に映るのはほんのはずかであり、その見えない心情を巧みに操り、人の隙を突いてくる。正義感と裏切りと国防の対応が見事に交差しシンプルながらも心理をえぐる作品になっている。
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