rin

ミス・レプリゼンテーション: 女性差別とメディアの責任のrinのレビュー・感想・評価

3.5
怒りが湧き上がって途中で切ろうかと思ったけどなんとか耐えた。まだまだ私の中にも無意識に残っている差別が有るだろう。

映画の中の女性ヒロインたちがいつも白馬に乗った王子様に出会って幸せになるハッピーエンド…本当に世の中にはそんな物語で溢れていて、これが「幸せの理想像」だと無意識の内に刷り込まれてしまう。

勇敢に戦う女性ヒロインも実は見せ物としての「戦う人形」だと言う意見が府に落ちた。悪と戦う強い女性系の物語に違和感を感じていた答えのような気がした。

また、ロールモデルの話も興味深かった。この映画の中では少し前の作品でもあるせいか、まだ私たちのロールモデルがいないという話の流れだった。けれど、今SNSの普及が進んでいる中、"庶民の中のスター"が沢山生まれていて、今後さらに増える可能性を考えるとそういった「ロールモデル」を見つけ易い時代に来ているのかも知れないと思った。(女性差別の問題からは逸れた話ではあるけど)
rin

rin