いたる

ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャーのいたるのレビュー・感想・評価

3.7
戦争中も後生大事に『ライ麦畑でつかまえて』を書いていたのは
知らず。それ程までに大事なキャラクターであるホールデンが、太平洋戦争で行方不明になるという描写がある短編もあった気がするので、サリンジャーの心境の変化か、不思議。
サリンジャー自身も作中で言っていたが、『ライ麦~』を映画化を拒否したのは英断。
ホールデンが町中歩いて勝手にダメージを喰らう話なので、単純に映画化しても難しいだろう。単純に映画化するのは難しい話なので、
換骨奪胎というか作品の要素を入れていた『天気の子』はなかなか冴えてたなと思い出す。
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