日本版のパッケージやポスターだとヒーロー物のコメディと勘違いされるだろうけど、ヒーロー物ではないし、笑えるコメディというわけでもない。
じんわりくるハートウォーミングなやつ。
誰でも孤独や疎外感や傷の一つ二つ抱えているもんだし、
それでも負けないで何とか明日に向かって一歩ずつ歩いて行こうと頑張る人たちがいる。
皆がそれぞれ現実にしがみつき、歩いて行く為の よすが がある。
それがリチャードの場合は新作文学であり、アビーには ”鳥糞” の彼氏なわけだね。
そんな二人が出会った事でお互いの心を見つめ、埋め、光を見い出し、正しい道を選択する。
良い話じゃないか！ 王道だし！
良い言葉じゃないか、フレンドシップ！
ジェフ・ダニエルズ も巧い役者さんだし、
エマ・ストーン の予想以上の旨さ、いや、美味さ、いや、巧さ！
彼女に惚れなきゃ男じゃない！
そこに花を添えるのがピチピチタイツヒーロー ”キャプテン・エクセレント” こと ライアン・レイノルズ ！
「ヒーロー役が大好きだぜ！」オーラ全開だ！
どっぷり暗い キーラン・カルキン もおるし。
