鹿江光

ペーパーマン PaperManの鹿江光のレビュー・感想・評価

ペーパーマン PaperMan(2009年製作の映画)
3.3
≪68点≫:温かいスープが飲みたくなる。
2009年の作品だが、DVDが発売されたのは最近のようで、日本上映未公開だったのかな…?Netflixで配信していたので鑑賞。
心の友達=イマジナリーフレンドを持った中年小説家が大人へと成長していくお話。傷を抱えた少女=エマ・ストーンの演技がすごく良い!露骨な男女の愛というよりは、家族愛に似た、年齢を超えた大きな愛の描写がとても温かく、ふたりの姿がじんわりと心に沁みてくる。肌寒い秋の夜長に、ほかほかのスープを飲みながら観るのがベストな作品。
ライアン・レイノルズのキャプテン・エクセレントはもはやギャグなんだけど、存在はすごく大真面目だから、そのギャップがなんとも面白い。正直、ラストが近づいてくると、主人公とキャプテンの関係性に涙腺が緩んでくる。
とにもかくにも、ほっこりしました。
鹿江光

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