天海あかり(水原希子)はここにはいない。
そしてコーロキ(妻夫木聡)もいなくなる。
人はうつろい、時は流れていく。
村上春樹も又吉直樹も、コーロキも時の流れの中に取り残された自分の断片を見いだし涙する。
‥‥‥
と、深く考える必要なんぞあ〜りません。
妻夫木聡&水原希子のしつこいベロちゅうを堪能し、松尾スズキ、新井浩史、リリーフランキー、天海祐希の怪演を楽しむべし。
本作が面白いのは主人公のコーロキが35歳ということ。
このストーリーであれば、一昔前なら設定は20代であったはず。
現代の大人は成長しきれていないのか?あるいはいつまでも夢見る大人が増えたのか。
大人になれない現代社会の男たちに向けた応援歌と捉えたい。
ところで、水原希子より安藤さくらの方がかわいいなあ!と思って観ていたらまんまと監督の手のひらで踊らされていたのね‼︎〜
やられたあ!