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奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガールのiiのレビュー・感想・評価

3.8
既視感と無理矢理感とモテキ感。良いねんけど無理矢理奥田民生かけてる感。
難しいな、モテキが完璧やったからこそ、主人公ナレーションも女を綺麗にする下からのショットもベッドでの太陽光なめのショットも全て前作、前々作…との比較をしてしまう。妻夫木はいい男が確立されてしまってるから尚更もったいない。森山未來の童貞感は醸し出せない。同じベッドに雪崩れ込むシーンも、森山未來は絶望のダイブ、妻夫木は甘えのダイブに見えてしまう。それでも女をエロく撮るのがうまい大根監督。水原希子の様々なキスシーンはあますとこなくエロい。まさにその一言。生々しいのだ。
結論は納得。それが現実で人生だ。モテキで森山未來演じる幸夫みたいに人生は甘くない。(作者も幸夫はあの後別れると言っていたように)。
人生とは最たる僥倖(恋)を諦め、自分の目で捉えれる、精神的に安心出来る安定を求めるのが愛であり、その先が結婚だ。恋は永遠、愛は一つとはズバリそのことだろう。
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