もっちゃん

BUNGO 日本文学シネマのもっちゃんのレビュー・感想・評価

BUNGO 日本文学シネマ(2010年製作の映画)
3.5
「足の曲線こそが女性の肉体美を表す一番の部分です」

#変態が選ぶ変態映画認定!
第2回変態の変態による変態映画レビュー!
足フェチの方は必見の作品ですよ!🤤


芥川龍之介、太宰治、森鷗外、梶井基次郎ら日本の文豪による小説が原作の短編6作品からなるオムニバス『BUNGO 日本文学シネマ』より、

『富美子(ふみこ)の足』をご紹介します🤤
※原作は日本が誇る「足フェチ」の祖・谷崎潤一郎による同名小説。


谷崎潤一郎といえば『春琴抄』は読んだことありまして。なんというか「マゾヒズムからくる鬱屈した美」みたいなものを描く人という印象を持ちました🤤

さて本作は大学時分にアルバイト先の社員さんにオススメされ鑑賞したのですが。(何オススメしてくれとんじゃい🤤)

いやあ、この映画観たのすっかり忘れてた!
「変態が選ぶ変態映画」シリーズで紹介すべき筆頭格だったのに🤤


印象的なシーンはふたつ。
≪富美子≫を妾として家に置く老人≪塚越≫が、居候している美術学生の≪宇之吉≫に「じゃれついてくれやしませんか...富美子の足に...」と快楽の共有を促すシーンと、
今際の際に富美子に「水をくれ」と懇願して水を飲むシーン。


着物の裾をまくり大腿部から下が露わに🤤
水の入った容器を持ち上げ、老人の口に含ますと思えば、富美子は自らの足に水を垂れ流す🤤
太ももからひざをかき分けるように流れ、ふくらはぎを伝い、
足の甲から指へ、一滴の雫となって老人の喉を潤す...🤤


着物を纏った姿は日本然とした艶やかさがありますし、
足でむんずと男たちを踏みつける際にはサディスティックで鋭い眼光を放つ。

女性特有の柔らかな曲線美を描く足は透明感もあり足フェチでなくても見入る魅力に溢れており、様々な角度から「女性の美」を味わえる作品となっております🤤


富美子を演じた加藤ローサ(懐かしい!!!)は本作で新境地を開いたと思ったのですが、気づいたらすっかり見なくなってしまいました。。


25分ほどと短い尺ながら、欲に溺れる姿が描かれていて単なる足フェチのお話では終わらないところがさすがでございます🤤


塚越老人の「富美子の足で、じゃれついておくんなまし。犬の様にィ!」は変態映画界の名セリフ!🤤

尺が短く見やすいので変態入門にうってつけ🤤
女性の美というライトなテーマもあるので女性でも気になる方はぜひ🤤
重度な変態さんは塚越老人と一緒にふがふが言いながら、富美子の足を伝う水を待つ感情にシンクロ率400%でシンクロして暴走しましょう🤤



あ、ちなみにぼくは足フェチではございません笑
もっちゃん

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