「その時が来た。ズリッ」-ジョン・トラボルタ
2019年、ようやくカツラを脱ぎ捨て、ハゲボルタとして新たなスタートをきった。
この映画はヅラボルタのときの映画だ。
トラボルタ、ごめんよ。
生え際ばっかりみちまうのよ。
映画はトラボルタ版「狼よさらば」。
狼よさらばのリメイク版「デスウィッシュ」は
ハゲ界のBIGスター、ブルース・ウィリスが演じ、同じ狼シリーズ(シリーズではないが)の「狼の死刑宣告」ではケヴィン・ベーコンが演じていた。
ベーコンはハゲてないじゃないって?
確かにハゲてない。
でもあの作品では頭を丸める。
狼系統はなにかと髪と縁がある作品なのだ。
ジョン・トラボルタ、実に適役である。
こういう映画は1匹狼で復讐していくわけだが、
この作品ではバディがいる。
元特殊部隊で非常にタフなやつだ。
頼もしすぎるやつで、緊張感はなくなってしまったがこれはこれで悪くない。
またバディ同士の軽いジョークが心地いい。
これは例えるなら80年代に量産されたバディムービー、「リーサル・ウェポン」「48時間」「ミッドナイト・ラン」あたりの流れを意識していると思われる。
が、ぶっちゃけ作品の内容としてはそういった軽さはミスマッチではないかともおもう。
それに敵の組織がでかすぎるため、どれだけ殺してもキリが無くなってしまい、ゴールを見失ってしまっているのも良くない。
良くない部分は確かにあるが、
私は好きです。
カツラでも、ハゲててもいいじゃない。
オヅラもそろそろツルッパゲで出演しても
いいんじゃないかしら。