asahimari

PARKS パークスのasahimariのレビュー・感想・評価

PARKS パークス(2016年製作の映画)
4.1
井の頭公園へ行ったことはないけれど、吉祥寺と言えば「ろくでなしBlues」。

繰り返し読んだマンガの中の風景が無意識に擦り込まれており、加えて地方の小都市に暮らす者にとっては、東京への無抵抗な憧れを持たざるを得ない。

すなわちこの映画は舞台設定の段階において既に自分の心を肯定感の塊にしているのである。

そんな中で、橋本愛、永野芽郁、染谷将太の三人が春の公園の優しい陽射しを受けながら瑞々しい世界を作り出しやがる。

非東京人の中年には眩しすぎる、音楽と公園と人。旬の永野芽郁を堪能できる何とも素晴らしい作品でした。
asahimari

asahimari