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PARKS パークスのERIのレビュー・感想・評価

PARKS パークス(2016年製作の映画)
3.6
日曜の朝にはさわやかな映画を。橋本愛ちゃんをはじめキャストが活き活きしててよい。こういう普通の若者の役、いいね。この映画好きだな。

橋本愛ちゃん、永野芽郁ちゃん、染谷将太くん、お芝居うまいんだよな。そして3人の魅力が際立っている。可愛すぎる、なんなの。笑。桜の中を自転車で通る橋本愛ちゃんの美しさたるや。

2017年に吉祥寺にある井の頭公園は開園100周年を迎える。それを記念して撮られた映画だ。永野芽郁ちゃん演じる木下ハルは父の元恋人からの手紙と写真を見つけた。母が再婚する前に父のことを小説にしようと決めた。まずは元恋人の住んでいたアパートへ。

そこに住んでいたのが橋本愛ちゃん演じる吉永純。彼女は卒論をまだ提出してなくて卒業が危ない。2人の出会いは1960年代の恋人の思い出をたどる冒険を始める。

父と佐知子が作った曲の続きを探して、音楽を始める。キラキラした陽気な吉祥寺公園で、白鳥のボートを全力で漕ぐ橋本愛ちゃんと永野芽郁ちゃん、可愛すぎる。音楽オタクなキャラの染谷くん、良き。

公園で音の採集をする3人、瑞々しくて愛らしいよ。こういう青春の時間、たまらないよな。井の頭公園の魅力もとても詰まってる。なんだかんだ吉祥寺きゅんがいっぱいなのです、住みたくなっちゃうな結局のところ。

1960年代の父とその恋人の佐知子がまるで見えるようで、そのなんでもなくてでも奇跡みたいな日常の時間を2017年の若者が覗き見してる。

キチフェスに出ることになって、いろんなことに逃げてきた自分に自己嫌悪する純。仲違いするハル。時間も空間も交差しながら音楽が繋いでいく。友とのつながりを。音楽も良くてさわやかな1日。こんな時間の重なりで毎日は作られている。
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