吉祥寺、井の頭公園の近くに住む大学生の純は留年の危機にいた。
ある日父に宛てた、父の元彼女、佐知子からの手紙を見つけその人を探してると父のことを小説に書きたいハルが訪ねてくる。父の元彼女が50年前に此処に住んでいたという。
大学を卒業する単位の為の題材と考えた純はハルに協力して佐知子を探す。
探していく中で佐知子は既に亡くなっていることをその彼女の息子、トキオから知らされる。
トキオは佐知子の遺品からハルの父が佐知子の為に作った曲が録音されてるテープを発見する。
古く傷んでしまっているためその曲は途中で聴けなくなってしまう。
純とハルとトキオはその続きを作ろうと奮闘していくのだが…。
背伸びのない自然体な映画で昼下がりのそよ風のように心地よい。
不思議な映画といったらチープな表現になってしまうが、想像力を掻き立てられる映画だ。
ハルは何者だったのか？時間軸はどうなってたのか？どういう関係だったのか？いろんな疑問符がつく。
けど、モヤモヤとはせず自分の想像で落ち着ける。他の人と感想を語り合いたくなるそんな映画の醍醐味を楽しめる映画。
好きな映画でした。
永野芽郁さんの履いていたスニーカーが終始気になった。
そして、終始可愛かった。
