漫画原作の問題作 笑。
予告はとても良かったのですが、試写会後、映画祭後の評価がエグい程酷かった…。
IMAX上映もしてたので、鑑賞。
感想は「普通に楽しめた」原作、アニメ（第一回目のみ）は見てるしぶっちゃけ中々の原作好きである。ただ、他人より原作付きアニメに寛容なんですよね…。と、言うより映画として成立してたか否かが僕の中での分岐点。「デビルマン」「ガッチャマン」辺りは映画として成立してないというジャッジ。「ハガレン」は？…
映画として成立していたと思います。そりゃ突っ込み所はまぁまぁありました。主演の山田涼介始め、髪を染めたキャストは似合ってないし…、軍の制服姿のディーン•フジオカや佐藤隆太はコスプレと言われてもしょうがない位似合ってなかった…。まぁ、ドラマも長い話を無理に短縮してるのでちょっと説明不足、いやかなり説明不足か…。ただ、ドラマとしては謎を残す形にはなってますがそれなりの結論を迎えた気がします。
ただ、キャストの芝居は良かった気がします。主演の山田くんもも、まぁ頑張って演技してかな。叫ぶシーンが多くてあまり普通のシーンが無かった気もしますが…。まま脇を固めるキャストは中々のモノ。マスタング大佐やヒューズ中佐は見慣れてしまえばこんなもんだろうと、大泉洋演じるタッカーとかかなり良かった。それに松雪泰子と内山くん演じるホムンクルスは相当、原作に寄せていたと思います。
ロケーションもイタリアを選んだのは大正解！外ロケのシーンは見応えあります！
最後に特筆すべきはCGのクオリティだろう。監督はCG作品の日本代表の一人、曽利監督。流石と言えるマッチング！アルフォンスはフルCGで描かれていましたがホント、その場にいるような存在感。錬金術によるアクションもかなり良かった！！
でも、平均点しかあげられないのが正直な所…
