ナガタカエラ

ビッグ・クラブ・パニックのナガタカエラのレビュー・感想・評価

ビッグ・クラブ・パニック(2015年製作の映画)
2.8
なんとあらすじが嘘八百という驚きの映画体験が出来る本作。
ギスギスした両親を持つ主人公は、カニちゃんだけをお友達として成長した結果、行動力はそのままに人様に危害を加えるナウシカのような女性に成長。ある日、巨大カニが人々に危害を加えるようになってから、人間とカニに板挟みにされる悲劇が始まる…
ストーリー構成はそこそこかそれ以下なのだが、カニがなんとこのご時世にストップモーションで撮影されているというのがなんともカニ愛を感じる作品。我が子(卵)を殺されてしまった母カニの悲しみ、怒りが表情は変わらずともヒシヒシと伝わるのである。
鑑賞後はカニが食べづらくなるくらいにカニに感情移入ができる映画だ。
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