タイトル通りのストーリーの映画です。
スポ根モノですね。
実話ベースの作品ですが全体的に軽めな印象。「フラガール」(こちらも実話)よりもコメディ色が強く、歯を食いしばってる感がありませんでした。
また、大会が福島→全国→全米と3つあるわけなんですが、やっぱりクライマックスとなるチアダンスをラストに持ってくることになるため、途中の大会を軽く突破したようにみえてしまいました。
もう少しコメディ要素を少なくするかわりに練習シーンを多くしたり、いかに上手くなるために個々がどれだけ努力したか(スポ根の根の部分)を映したほうが好みだったかなという感想。
ただ、クライマックス前から急に血が通ったかのように作品自体が熱を帯び、不意を付かれてジーンとさせられたのも事実。きちんと感動させられました。
もう少し物語の緩急、笑いと苦しさのバランスが取れていたらもっと良作だったなと思いますが、分かりやすい作品なので子供にも良い映画かもしれません。