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組織暴力 兄弟盃のどーもキューブのネタバレレビュー・内容・結末

組織暴力 兄弟盃(1969年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

佐藤監督の拷問銀座安藤・文太の組織的暴行





1969年、助監督伊藤俊也。監督佐藤純弥。



ツィッター情報から観たいと思った本作。

「極妻」からアクション、娯楽作品から任侠、「北京原人」まで手堅い娯楽作品を撮られてきた佐藤純弥監督。

そんな佐藤監督の「組織暴力」シリーズ、第三弾。

原作が「私設銀座警察」だった

という呟きに!おっ!と思った。あのド傑作「私設銀座警察」より前に映画化していた事がちょっとひっかかった。

何が違うんだろう?

という点だ。セルフりメイクしたのかな?とか思い直し見たい欲求たかまる。

ビデオがあった為、ほぼノーマーク作品。第一弾はかなり前に鑑賞済み。東映ビデオ鑑賞しました。




なーるほど!菅原文太アニィがいつになく、べったりした荒くれ方でしたね。

嫁さんに、俺に子供が?とハズい感じにはにかむと次には噛みついたり!

俺は一匹狼になる!とまさしく

組織暴力にたてつく狼に文太さんがなります。文太さんも若い感じです。

文太兄貴は、初期安藤昇、鶴田浩二、高倉健に次ぐ2番手作品が多いですよね。

戦後文太アニィと安藤昇が、まもない復員兵から出会い、盃を交わし、「組織」を作ります。はたして私設銀座警察とはいかに?

闇市時代のなりあがりを本作は
よく描写してますね。そこも必見!

そして本作は、私設銀座拷問シーンもたっぷり収録!必見。これがね「私設銀座警察」には、あまりなかったんじゃないかしら。けど、「私設銀座警察」の方がクレージー度が増してて好きです、圧倒的気ぐるい度ですね。

一方本作はあくまで「組織暴力」シリーズらしい組織逸脱暴力映画に普通に成り立っていたかんじでしたね。


なんか石井輝男の残酷もののような風情です。

なんか、けどこの組織暴力は、今もありますよね、きっとね。

終盤組織のボス、隠れキャラが次々でてまいります。今もある影のフィクサーでありますね。

ちょい終盤立てこんだ組織こぜりあいがありますが、、、少し煩雑。

ラスト蝉が鳴く撃ち合いを
ぜひ!



さて
佐藤監督の拷問銀座安藤・文太の組織的暴行ぜひ

といってもDVDになるのを期待します。

佐藤監督の「私設銀座警察」も併せてレコメン!

本日ブログ投稿、加筆。
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