たけちゃん

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリーのたけちゃんのレビュー・感想・評価

4.2
「I Hate You !」「I Know !」


ロン・ハワード、クリストファー・ミラー監督
ジョン・カスダン、ローレンス・カスダン 脚本
2018年製作
主演オールデン・エアエンライク


やって来ました\(^o^)/
「ハン・ソロ スターウォーズ・ストーリー」

初日のレイトショー。僕の地元としてはなかなかの入りでしたよ。さすが、スターウォーズ( ˘ ˘ )ウンウン
そして、今日は4DX3Dでも観てきました!
このために、レビューを保留していた( ˘ ˘ )ウンウン


限定版のパンフも当然ゲット!
あ~ん、Tシャツのサイズがもう無いo(TヘTo) くぅ
でも、こっちは違う劇場でゲットした(笑)
タイプA買いましたが、なかなか良いですねん。
あぁスターウォーズ・グッズがどんどん増えていく……



さて、問題の映画ですが……
あれ、たけちゃん、スターウォーズなのに満点じゃないんだ。意外と評価低くない?って思われました?
実はそうなんです(T_T)

あ~、難しいなぁ。
いや、面白かったんですよ。
ネタバレになるからここでは書きませんが、今作、スターウォーズ・ファンなら、楽しめるポイントがいっぱいあるんです。

雰囲気で伝えると、アニメ版のスターウォーズのようでしたね。「エピソードⅡ」と「Ⅲ」の間を埋める「クローン・ウォーズ」ってアニメシリーズは至高のシリーズで、本当に面白いんだけど、はっきり言って、ファンしか観てないですよね。
でも、本編にちょこっとしか出てこない人物も多く、アニメシリーズだからこそ時間をかけてじっくり描けるし、それによりスターウォーズの世界観を広げてくれました。

そして、アニメの新シリーズ「反乱者たち」はエピソードⅢ以降、銀河帝国が銀河を支配する時代のストーリーです。「ローグ・ワン」でもちょこっとそのアニメとの繋がりがありましたが、今作は、よりその感じに近い。


だから、当然サイドストーリー感が強いんです。
まぁ、サイドストーリーなんだけど……ナニイッテルンダ
最初観た時は、実写映画としてのワクワク感として物足りなさが残っちゃったんだよなぁ。でも、2回目を4DXで観てきたら、めっちゃ楽しかったぁ。細部もしっかりと確認できたしね!

だから、ネタも含め、スターウォーズ映画としては楽しめるんで、そこだけで言うとスコア4.5くらいだけど、映画としての評価は3.9くらいかなぁと思っちゃう。そんなわけで、僕のスコアは4.2となりました。
だって、今の時代、もっとスピーディで面白い映画が多いでしょ?(笑)IWというオバケ映画がありましたからね……。



そんな理由でこの評価ですが、ただ巷で言われるほど酷評される作品でもない( ˘ ˘ )ウンウン
良かったところも多いんで、以下にその辺を書きたいと思います。

ここから先は、映画観てない人は読んじゃダメよ!



まずはキャスト!
ハン・ソロ役のオールデン・エアエンライクくんはめっちゃ良かった( ˘ ˘ )ウンウン
似てないなんて評もあるけど、そんなことは無い。
ちょっとした仕草が本当にハン・ソロぽかったし、顔の表情、セリフ回し、キスの仕方……おーっ、これはハン・ソロだ~って思いました。

同じく、ランド・カルリシアン役のドナルド・グローバーも良かった。笑顔がサイコーに似てる。
そして、ミレニアム・ファルコン号がどうしてハン・ソロの手に渡ったのか、知りたかった経緯が知れましたね。想像通りでしたが(笑)
ハンとランドの関係が深まったので、これ観たおかげで、またエピソードⅤやⅥが楽しめます( ˘ ˘ )ウンウン

チューバッカについては言うことなし( •̀ω•́ )و✧
ただ、ヨーダとも一緒に戦っていたウーキー族の戦士のチューイが、なんで囚われてたんでしょうね( ˘ ˘ )ウンウン


新キャラのキーラは大好き!
というか、エミリア・クラークが大好き!
「ゲーム・オブ・スローンズ」の時からファンなので、ありがとう!って感じです( ¯−¯ )フッ

そして、ベケット役のウディ・ハレルソン。
いい役だったなぁ。大好きでしたわ。
ガンさばきがカッコよすぎ( ˘ ˘ )ウンウン
混沌とした時代に生き残る強者感がバッチリでしたね。
まさに彼こそがアウトロー( ˘ ˘ )ウンウン

そして、出ましたドロイドL3-37
なんと、女性型ドロイドです。
今作のドロイドもキャラ立ってましたね。
「ローグ・ワン」のK-2並のナイスキャラでした。散り際はK-2が良すぎだけど……。

ポール・ベタニーも良かったよぉ!
ビジョン感は皆無でした( ¯−¯ )フッ




ストーリーはまあまあとして、問題は小ネタですよね。
1番嬉しかったのは、ミレニアム・ファルコン号が「ケッセル・ランを12パーセクで……」って言うのが、どんな話だったのかを知ることができたことかな( ˘ ˘ )ウンウン

実際、今までもなんのこっちゃ分からんけど、ファンなら知ってて当然のエピソードでしたもんね。おーっ、ケッセルって、ここだったのか!と、僕は一人盛り上がってました(笑)


そして、ガッツリのネタバレですが、ハン・ソロがベケットを撃つシーン。
ハン・ソロと言えば、エピソードIVの「ソロが先に撃った(Han Solo First)」が問題になるんですが、この生き残るための嗅覚というか、ヤバい時は迷わず撃つってスタンスは、ベケットから学んだベケット譲りの姿勢なんだと知る場面ですよね。やっぱり、ハン・ソロが先に撃つんですよ。僕はなるほど!と唸りました( ˘ ˘ )ウンウン


あとは、脚本がオリジナルシリーズの脚本も担当したローレンス・カスダンと息子のジョン・カスダンなので、セリフ回しが気が利いてます。

実は、スターウォーズって、すごく短い台詞に名言が多いんですよ。なので、そこはぜひ、映画でチェックして欲しい。
リードに選んだセリフは、もちろんレイアとハンの「I Love You.」「I Know.」をもじってますし
「いい予感がする」も同様です。その辺のファンをニヤッとさせるやり取りがいい( ˘ ˘ )ウンウン

あとは、お馴染みの「ラッキー・ダイス🎲」とかね。


そして、問題は音楽!
もちろん正典じゃないんで、ファンファーレは無し!
「ローグ・ワン」で経験済みなので、分かってます。
でも、戦闘のシーンでは、ダースベイダーは出ないけど「帝国のマーチ」が流れるし、「ハン・ソロのテーマ」や「スターウォーズのテーマ」も時々使われていました。おっ、って思うんだけど、やっぱり足りない(T_T)
ここが少し評価下がるとこなんですよね~( ˘ ˘ )ウンウン
やっぱりジョン・ウィリアムズの曲あっての「スターウォーズ」なんです( ¯−¯ )フッ



ってことで、もっと、細かいネタもあるんでしょうが、そのへんはもっと繰り返し観ないとね。
今回はどこまでもファン向けの映画だったので、評価はそんなに上がらないんでしょうが、僕はこんな理由で好きでした!