このレビューはネタバレを含みます
スカイウォーカーの物語から解放されてる作品だが、スターウォーズ知識はシリーズ中1番必要かも。会話に固有名詞めっちゃ出て来るし。ただ別にあれが全部わからなきゃいけないわけじゃないとは思う。
むしろああいう固有名詞がバンバン出てくるくらい物語背景がたくさんあるように見えるのがスターウォーズシリーズの魅力ってわかってるゆえの会話構成でしょう。
オールデンさんはちゃんと途中からハンソロに見えてきたし、ウディハレルソンはいつも通り素晴らしい演技でした！チューイとランドとミレニアムファルコン登場はやはりアガるし、「いい予感がするぜ」とか「お前が嫌いだ」「知ってた」とか昔のハンソロ名台詞を逆に使うのもなかなか気が利いてて好きです。
また、スターウォーズの枠を借りて色んな映画のオマージュをやってたのが好み。序盤のハンが帝国軍の一員として参加する戦闘シーンはもろにプライベートライアンっぽく撮ってるし、駅で出国審査や、強制送還されてるシーンはナチのホロコーストっぽく撮られてたり。
カジノや列車強奪、メキシカンスタンドオフまでアウトロー映画の要素も満載でお腹いっぱい。
ただスターウォーズ本シリーズより何がどうなったら今回の話が終わるのか読みづらいので、終盤まだ終わらないのか‥ってなったのも事実。ロンハワードらしく丁寧に一つ一つの話の要素を片付けていくけど、どうせ今回で終わらなさそうな話だし、え？ここでみたいなタイミングでスパッと終わらせてみても良かったんじゃないかとも思います。
