ソロの物語に人間の女はいらない!女の私が言うのもおかしいが、やっぱり女はいらない!
ソロに初めて会ったのは今から40年前、それまで際物扱いであったSF映画を、一作で日の当たる処に引き出した「SW/エピソードⅣ」。
彼は宇宙のアウトローいう破天荒な魅力が全ての強烈なキャラクターであった。彼の相棒は何と毛むくじゃらの宇宙人(^O^)
銀河の果てから果てを縦横無尽に超高速の宇宙船で飛び回る、ワクワクする冒険野郎だった。
今や現実の世界が、映画を追い越してしまったように思うのは「ローグワン」を観た時にも感じた哀しさ。
本作でソロが生まれ故郷の惑星から脱出する為に忍び込んだ空港は、当局の検閲で親子が隔離され泣き叫ぶ・・
これって今のアメリカで起こっている事。
映画館にはかなりの年輩の方も見受けられたが、最後の凡庸なタイトルロールが映るとぞくぞくと席を立って行かれた。やっぱり最後ぐらいはあのタイトルロールで締めて欲しかったと皆さんの背中が語っていた。