ひろ

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリーのひろのレビュー・感想・評価

3.8
ロン・ハワード監督によって製作された「スター・ウォーズシリーズ」のスピンオフ「アンソロジー・シリーズ」の第2作目となる2018年のアメリカ映画

正直、この作品の製作が発表された時は不安だった。ハン・ソロは子供の時のヒーローだった。ナヨナヨしたルーク・スカイウォーカーよりアウトローのソロに憧れた。子供の時のヒーローは間違いなくハン・ソロとインディ・ジョーンズだった…ってハリソン・フォードじゃん(笑)とにかくハン・ソロはかっこいい。だからこそハリソン・フォードじゃないハン・ソロが登場することに不安だった

結果的にはなかなか楽しめた。エピソード7でのソロの運命などを知ってるからなんとも言えない気分になりっぱなしではあるが、実はいい奴なアウトローであるハン・ソロの雰囲気はかなり出せている。チューイとの出会い、ミレニアム・ファルコンとの出会いなどハン・ソロのファンにはたまらないエピソードばかり。チューイとファルコン号を操縦するシーンなんか泣きそうだった。それも後々のソロを知ってるからだけど

若きハン・ソロ役に抜擢されたオールデン・エアエンライク。ハリソン・フォードという教科書があるのがいいのかプレッシャーなのかは分からないけど、若いソロって感じは出てて良かった。ソロの師ベケットを演じたウディ・ハレルソン、ヒロインのキーラを演じたエミリア・クラーク、悪役ドライデン役のポール・ベタニーとなかなかいい感じのキャスティング。ポール・ベタニーもウディ・ハレルソンも脇役上手。安心して観れると俳優が脇を固めてるといいね

スター・ウォーズシリーズは大好きだけど、ちょっと連発で製作し過ぎな気はする。どんどん興行収入落ちてるのはそのせいだろう。ディズニーは稼げるだけ稼ぎたいのだろうが、何年も待たせてやってくるスター・ウォーズに世界は興奮するんだよなあ。こう連発だとありがたみがないね。まあ好きだから観るけども

この作品ではラストに意外な登場人物まで出てきて、完全に続編に続く流れ。間違いなくジャバ・ザ・ハットの下で働くハン・ソロとかを描く続編が出るんだろうな。なんだかんだ言ったけれど、公開されたらすぐに観に行くんだろうなあ
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