「Solo:A STAR WARS story/ハン・ソロ」
なんだろうね。
ディズニー傘下の悪癖が、作品の、いやシリーズの首を、真綿で少しずつ締め始めているのは感じていたけれど、今回は完全に息苦しさを感じずにはいられなかった。
悪い作品じゃないし、堂々とたるクラシカルな作品だった。ロン・ハワードの資質、手堅いしっかりと出たと思う。
けれど、本当に何にも残らなかった。
ごめんね、感想も特に残らないくらい。
誰も得しないスピンオフって何？
やっぱり、監督変えない方が良かったんじゃない？
まぁ、ディズニー様の指標に合わなかったのかもしれないけれど、そんなことなら変な期待も与えないでほしいよね。
こんなんでいいのなら、「スターウォーズシリーズ」ってこの程度のものだって顔をして、お金儲けのことだけを考えて、観客の心を一切揺さぶらない無難なシリーズとして、何十年もやり続ければいいんじゃないんですかね。
僕はもう、あんま興味を持てないですわ、このシリーズ。
まぁそれも含めて、ライアン・ジョンソンのせいだけどね。
「最後のジェダイ」みたいに、粗悪品をドヤ顔で投げつけてくるようなものを"主流"として考えるようなシリーズも、そのシリーズで銭回収に走るスタジオにも、愛着なんて湧かないよ。
