勝負事は正直にやる、ズルしない。それが俺のやり方。by ハン・ソロ
全体的にまとまっていて安定感があった。間を描くしかできない中でプロットされたストーリーも無理がなくて見せ場もほどほどにある。3年前にベンに突き落とされたあのハン・ソロのお話！って思って見たら十分に楽しいと思う。
徐々に表情がハリソン・フォード化してくる若きハン・ソロもすごく印象深い。別れ際の感じとか良く再現できてる感じがした。特に良かったのはブラスターを乱射しつつバックステップでミレニアム・ファルコンに戻るシーン！あれは完全にハン・ソロだった（笑）
チューイとの出会いや絆の深まり方なんかはすごく良く描けているしラストシーンなんかは胸が熱くならざるをえなかった。
取って付けたかのような熱い戦闘シーンはないし、何か全体的に暗めのシーンが多い。ミッションインポッシブル的なシーンも途中であってそういうとこは遡ってるというよりはむしろ現代っぽいなと思った。
劇版すごい良かった！メインテーマにもクラシカルなアレンジが入ってたし要所で流れるハン・ソロのテーマ的なものもすごくリズミカルで良かった。思わずリズム取りながら観てしまった。
個人的にはミレニアム・ファルコンがちょっとガンプラっぽく見えちゃうシーンが途中あってそこがガッカリだった。面白かったんだけど想像の範囲外のことは起きなかった感もあって、スピンオフだしもっと冒険してもらっても全然いいんだけどなーと思った。
