ハリソン・フォードじゃないハンソロなんて違和感しか無いだろ。最近のスターウォーズは陰鬱で退屈だしなぁ…と劇場スルーしてたけど。
いや普通に面白かった。
たしかにオールデン・エアエンライク演じるハンソロにはワルの狡猾さや色気が足りないし、エミリア・クラークも可愛すぎて役柄にミスフィット。キャスティングとキャラ設定の弱さは否めない。大抜擢されたエリン・ケリーマンのキャラも中途半端。
でも大丈夫。
チューバッカが居るだけで嬉しくなるし、驚きの年齢やハンソロとの絆の理由、ランドやミレニアム・ファルコンとの出会い、レジスタンスとの繋がり、12パーセクの伝説など本編に繋がる背景も描かれてて古いファンもそれなりに楽しめる。L3もいいキャラだったし、ベテランのロン・ハワード監督らしい王道のアクションムービーとして楽しめる。後半にはオールデンの違和感も無くなってた。
ウディ・ハレルソン、ドナルド・グローバー、ポール・ベタニーという助演キャストは大満足。ベタニー出てきた時にゃ心の中で「お、ヴィジョンだ！」とw
最後の「あのお方」の登場と、ダークサイドに取り込まれた感あるキーラとハンソロの今後がどこでどう描かれるのかも楽しみ
…だけど続編は無さそうかなぁ？最高の素材なんだから諦めずやり遂げて欲しい。
