Rai

ポバティー・インク あなたの寄付の不都合な真実のRaiのレビュー・感想・評価

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非常にメッセージ性のあるドキュメンタリー。

何度も繰り返されるメッセージは
"援助が自立を潰す"と言う点。

NGOがいくつもやってきては支援をする。
そこに国としての自立は考えられていない。
モノの見方の一つとしてもわかる気はする。

「靴を一足買えば、アフリカの子供たちにも一足プレゼント」
一見、素敵な企画かもしれない。
けれど、アフリカの子供たちはずっと靴がないのだろうか。
アフリカで靴を作り売る人は?
施しを受け続けたい人などいるだろうか。


さらに衝撃的なのは孤児院の在り方。
ハイチの孤児院の8割の子は親が存命。
施設に入れるのはお金がない、ギャングや暴力の危険があるから。
そして養子にもらわれ、親子が離れる。
何かが根本的に間違っている。。
Rai

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