ぼんたん

忍びの国のぼんたんのネタバレレビュー・内容・結末

忍びの国(2017年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

冒頭のロックな音楽がこれまでの時代劇ではないと感じさせる。
始まってすぐに虎狼の輩による殺し合いのシーンがあり、本来なら残酷なのにあっさりと終わってしまう。まさに戦国エンターテイメント
人を殺す事をなんとも思わない無門を大野智が演じているが、これがはまり役である。
また、愛するお国の前では頭が上がらないダメな男になるのも面白く、残酷さだけでなく笑いもある。
無門と鈴木亮平が演じる平兵衛との対決シーンは見もの。
無門がお国を失うシーンの慟哭は、胸が痛くなる。
ラストシーンは原作とは違うが、映画のラストは希望を感じさせる終わり方でこれはこれで良いと思う。
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