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忍びの国のJINのレビュー・感想・評価

忍びの国(2017年製作の映画)
3.8
忍者映画をこうゆう視点で描くと新鮮。
と言うのも、忍者というものがいかに雇われ仕事で、伊賀という国ではそのために人でなしの殺し屋集団を育成してるっていう様相が面白かった。
ただでさえ「死」というものが軽んじられてる戦国の世で、伊賀では弱肉強食の究極だった。

「川」という対マンの決闘が出てくるんやけど、それがプロレスでいうランバージャックデスマッチで、本当に生死を賭けて闘うのも見所。
他にも忍者アクションの見せ方も様々で、いろんな格闘技やスポーツの技術も盛り込みつつ、時代劇の殺陣やCG技術を駆使してエンタメしていた。

思ってた以上に面白かった。
それもこれも忍者が人の死に対してあまりにも鈍感な金の亡者達というろくでなし設定ありきだろう。
実際にはここまで非情だったのかは謎。
「誇り」よりも「金」というのが現実的。
虎狼の族、マジでひでえ〜。
雇う側と雇われる側の思惑や本音は、今の日本の企業のあり方と重ねて観ることができたのも楽しめた要因。