ベルサイユ製麺

忍びの国のベルサイユ製麺のレビュー・感想・評価

忍びの国(2017年製作の映画)
3.0
大野さん主演!
個人的に嵐の好きなメンバートップ5に入りかねないくらい好意を抱いています!
忍者物‼︎…ちょっと前にラジオに忍者の研究をしている教授さんが出ていて、「忍者は黒い装束は着ていなかった」「手裏剣を使っていたという記録は無い」「山暮らしだから、それなりに活発でしょう」などと夢のある発言をしていたのを聞いていた事もあり、このタイミングで作られるなら、最新研究成果による忍者描写などが見られるかも!などという、淡い期待はドロンと消えます。ばっちり黒装束で、頭になんかタッセルみたいのまでついてますね。現代の馬鹿みたいな話し方です。おお〜!そうくるかー。
想定外で驚いたのは、お話が始終軽くふざけている事です。“主人公が軽口を叩く”とかでは無くて、全てのパーツが常に軽ふざけをしているのです。コレは原作由来なのかな?そんなにマジメに観ない方が良いの?
アクションは、要所要所凄いです。特効とかCGとかでは無くて、体捌きに感心させられます。大野さん凄い。“川”って思いついた時、ガッツポーズ出たでしょうね。“因”のほうがソレっぽくないですか?後出しです。

正直なところ、大人が見るように作られている様には感じなくて、全体的にコロコロコミックぽいノリかなぁ、と。でも、良いと思います。子供が見るには少し長尺なのですが、割と退屈せずに最後まで見られました。(不思議なことにツイッターのタイムラインも何故か消化出来ていました。)勝手な思い込みかと思いますが、後半〜終盤の展開は角川映画っぽい高揚感があった気がします。あと、マキタスポーツさんが結構いっぱい見られて嬉しかったです〜。

ところで、今作を見て一番良かった点は久し振りに読みたくなった『NARUTO』が、読んでみるとやっぱり超絶面白かったことです!スコア4.9!問題は、このまま読み続けると暫くレビューが止まっちゃう事だってばよ!