白玉母

忍びの国の白玉母のレビュー・感想・評価

忍びの国(2017年製作の映画)
4.0
人を人とも思わぬ虎狼の族が集う伊賀の里に暮らす1人の忍び【無門】の話。
外界の人間からは理解ができない虎狼の族の生き方。
しかし、その世界しか知らず、その世界が己の常識であれば、人を人とも思わぬ思考も普通といえる。
戦は面倒でやりたくない無門だけどお国さんに言われるから頑張ってる、なんかかわいい。
忍びの城の建て方は面白い。
戦に参戦する忍びが黒い生き物のように見えて凄かった。
ラストの2人の川でのバトルは凄かったし、無門の妖しげな雰囲気が好きだった。
親父共は強くもないのに偉そうにする、脅威に晒されると本性がでる。ばかだね。
勝ってハッピーエンドかとおもったら、やっと無門が間違いに気づけたのに、珍しくもバッドエンドとは。
ラストの2年後の話も好き。
白玉母

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