忍びの国の作品情報・感想・評価 - 3ページ目

忍びの国2017年製作の映画)

上映日:2017年07月01日

製作国:

上映時間:125分

3.7

あらすじ

時は戦国。魔王・織田信長は諸国を次々と攻め落とし、天下統一に向けひた走っていた。次に狙うは伊賀。取るに足らない小国だが、そこに棲むのは人を人とも思わぬ人でなしの忍者衆だった。そんな忍者のひとり、神出鬼没の無門は、彼の前ではどんな堅牢な門も意味をなさない、と称されるほどの伊賀一の凄腕ながら、普段は無類の怠け者で、女房のお国の尻に敷かれる日々を送っていた。圧倒的な戦力で伊賀に攻め込む織田の軍勢。伊賀…

時は戦国。魔王・織田信長は諸国を次々と攻め落とし、天下統一に向けひた走っていた。次に狙うは伊賀。取るに足らない小国だが、そこに棲むのは人を人とも思わぬ人でなしの忍者衆だった。そんな忍者のひとり、神出鬼没の無門は、彼の前ではどんな堅牢な門も意味をなさない、と称されるほどの伊賀一の凄腕ながら、普段は無類の怠け者で、女房のお国の尻に敷かれる日々を送っていた。圧倒的な戦力で伊賀に攻め込む織田の軍勢。伊賀は武力・兵力では到底かなうはずもない。しかし、無門率いる忍びの軍団は誰も想像できない秘策を用意して織田軍に抗戦するのだった!侍VS忍び、逆転劇の幕が開く!

「忍びの国」に投稿された感想・評価

yummy

yummyの感想・評価

5.0
7月1日に公開されてから、今なお通い続ける映画。
何度観ても新しい発見がある。
大野くんの演技に心をわし掴みにされました。
圧倒的スピード感!映画としては長くない時間なのに、ボリュームがすごい映画です。そして和田さん、中村監督が、この映画を通じて伝えたいことも、短い時間の中でしっかり盛り込まれているのが、またすごいです!
それを体現する役者さんもどこも穴無し!主演の大野智さんをはじめ、石原さとみさん、伊勢谷友介さん、知念侑李さん、、完璧な布陣です!
アクションの凄さもさることながら、単なるアクション映画の枠に収まらない、新たなジャンルの映画だと思います!この映画を今年の一番に選ばせて頂きます!
Domaru

Domaruの感想・評価

5.0
8回、4カ所の映画館で観ましたが、こんなにストーリー、音響、スクリーン等比べながら楽しめたのは、只々作品に込められた情熱に圧倒された為でした。
bamboo

bambooの感想・評価

5.0
それまで私が時代劇に持っていたイメージとは違う、新しい時代劇でした。
古くさいジャンルとして廃れていくのではなく、今の時代に合ったものになっていくのかも、と思いました。
エンドロールの長い一本道を眺めながら、その昔から人間がつないできた大切のものをについて思いをはせませた。
よい映画でした。

このレビューはネタバレを含みます

原作を読んで理解しているつもりでも、映像化されたことによる面白みがそこはかとある。
随所に仕掛けが施され、後になるほどと考えさせらる。
一見、コミカルな忍者たち、シリアスなサムライたちの構図に見えて、老若男女分かりやすく進む。無門演じる大野智と、平兵衛こと鈴木亮平とのラストのアクションは、後世に語り継がれる名シーン。正直、この決闘からのお国との別れの場面を堪能したくて、劇場へ何ども通ってしまいました。
息をする事さえ忘れて、1カットも見逃せない、あえてセリフさえもカット。
良い意味で裏切る予告、ラストアクションでの手に汗握る、見終えた瞬間に爽快な気持ちともう一度、あの無門に会いたくなる。始まりから術にかけられていた事に気づかされる作品。
syn

synの感想・評価

4.5
初見で、監督~思いっきり遊んだな~?!と思った。史実が元になってる原作なのに、奇術みたいな忍術は使わないって言ってたのに。
思いっきりエンタメ爆発な戦闘シーンがあるかと思いきや、超真剣なタイマンがあったり。
所々、あ、この台詞、この人が同じことを…とか、あのときは笑って見られたのに!とか、いろんな伏線が散りばめられていて目が離せない。
そしてラストに回収される大きな伏線にあっと驚き、まんまと2回目の鑑賞へ。
遊んでいるようで、もの凄く計算された戦国エンターテインメント映画。天晴!
かーき

かーきの感想・評価

5.0
今まで想像していた忍者とは全然違う。鍛練の上に成り立つ強さと、人でなしの怖さを知りました。
無門の強さの裏には、孤独だったり憎しみや悲しみだったりが、計り知れないほど隠されていました。それを癒して、自分に還してくれるのがお国だったんだなと、心から愛するただ1人だったのだと思います。
初めは飄々としていて、展開もポップで気楽に見られる感じですが、だんだんとその術にはまっていきます。無門と平兵衛の川は思わず息を止めてしまうほどの迫力で、ラストはもう涙が止まりませんでした。
お国との夫婦愛がひしひしと伝わってくるシーンは切なくもあり、それでも無門が「人」になっていく姿に、考えさせられるものがあります。
まるでそこに生きているかのように演じられる大野智くんのすごさを改めて感じました。
歴史に基づく時代物でありながら、笑いあり、アクションありのエンターテインメント作品。とりわけアクションにジークンドーやパルクールを取り入れた所が新しい時代劇と言われる所以だ。2回目の川のアクションは必見!
皆様、軽い作品とあなどるなかれ。終盤には心揺さぶられて、社会的なメッセージにも唸ってしまった。
私にとって、何度も劇場に足を運びたくなる不思議な作品となった。
この映画は公開前に、史実に基づいて作られたと告知されていましたが、映画を観て忍者というものの概念が変わりました。今まで私が知っていた忍者は、TVドラマや映画等で作られたものだったのだと初めて知りました。下忍達の辛さは計り知れないもので銭に執着するのは最もだと思いましたし、上忍達の悪どさは昔も今も同様なのだなとも …。無門とお国の夫婦愛は可愛くもあり切なくもあり、監督が仰る『無門の全てはお国 』という言葉に納得のクライマックスでした 。武家の世界の非情さもしかり、平民がどの様に暮らし生きて来たのかと考えさせられ、現代に産まれ自分が生きたいと思う人生を選べていることに感謝せずにはおれませんでした。とても考えさせられる作品です。劇中何度も笑える場面も有りましたが、クライマックスで辛く涙し、それでもエンディングで無門の笑顔が垣間見られたことで心が救われました。何度観ても新たな気付きがあり本当によい作品でした。有り難う中村監督、この映画に関わった全ての皆様に感謝します。
今まで出会った中で、一番最高の映画です!ずっとスクリーンで観たい映画です。