Hondaカット

アリータ:バトル・エンジェルのHondaカットのレビュー・感想・評価

4.3
87点。原作未読。IMAX3D鑑賞。ここまで目がデカ過ぎるヒロイン…気持ち悪いだろ…とあまり期待せず行ってみたが、大満足!さすがはキャメロン(とロドリゲス)!感情移入してどんどん可愛くみえてくる。『ターミーネーター2』的な物語、『A.I.』のサイボーグ&荒廃描写、『パシフィック・リム』的なジャパニメーションオマージュ、いろいろごちゃ混ぜにしつつ、確かなSF的な設定世界に落とし込まれている。80年代の日本の漫画やアニメで育った世代は確実に楽しめる。

CGの質感が凄いというよりも、発想の勝利だと思う。そもそもが違和感を残したデザインのキャラクターがCGとなって生身の役者と絡むので、逆に絵的な違和感が気にならない。それでいて、動きも表情も捉えるパフォーマンスキャプチャーによって、役者の芝居がダイレクトに反映され、その感情のエモーションはまさに本物。しかもアクションはCG的にどうとでも強調できるのだから迫力満点。あんなスピード感あふれるしかもセンスあるアクションを実写で見れるなんて。「というか、さっきの実写じゃなくて、もはやフルCGのシーンじゃん」っていうのすら後から気づく、というのが巧い。

THE 日本の漫画!アニメ!を映像化したという感じのケレン味、かっこつけ。分かってる〜!という感じ。“日本の”漫画の世界観の強固さ、“日本の”アニメの気持ち良さすら再確認させてくれ、個人的には最高にアガった。おそらくは原作には深淵なテーマがもっとあるのだろう。それも含めて続編やってほしいなぁー!!3D効果はそこまで狙ってない感じなので2Dでも十分楽しめると思います。