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アリータ:バトル・エンジェルのannaのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

300年前の没落戦争より、
"上の世界(ザレム)"とザレムを夢見る"下の世界"に分断された世界。

上の世界から鉄くずとして
棄てられた"少女"は
イドによって、"アリータ"として生まれ変わった。
彼女は"上の世界(ザレム)"への
強い憧れや夢を持つヒューゴ、そしてイドとの関わりの中で、心も成長していく。

その中で、失われた記憶を取り戻していき、、?




とりあえず初めから
アリータが可愛すぎる。
なんというか、無垢で純粋で。
生まれたての子どもみたい。
アリータの魅力にぐんぐん引き込まれて、映画が始まってく。

ヒューゴ、あれは好きになってしまうってーー
ヒューゴを好きになって、世界を見て、自分を知って、アリータは
外側に見合うように、"心"がどんどん成長していく。
それがよく表現されていてすごい。物語が進むにつれ、アリータっていうキャラクターに深みが出てくる感じ。


そして、なんといっても
映像技術の素晴らしさ!!
アリータが"ちゃんと"サイボーグで、でも、限りなく人間に近い。
サイボーグとして、違和感なく
あの世界に溶け込んでいる感じ。
すごい。
ヒューゴとのキスシーンも違和感なし。
ああ、この世界には、サイボーグが存在するんだなあって自然と受け入れる感じ。
現在、存在しないものに、
"そこにある" っていう説得力を
持たせたことに完敗です。
だから、アリータを自分のこととして見れたきがする。

ここまで製作や公開を、
技術の進歩を待ったというのが
本当に納得した。
待ってくれてありがとうという
気持ち。


(原作未読)
ストーリーに関しては、
何も前情報ほとんどなしに見たので、予測や想像がずっと頭の中で
駆け巡ってました。
え、こうちゃうか!?いや、それとも実は、、!?ってな感じに。
それがもう、楽しかった。
読めなかった。

で、結局どうなるんだ!!!
ってわくわくしてたら、映画が
終わって、え…!!という気持ち
続編できるんやったら、原作見るの我慢して、わくわくして見たいなあ。
ちょっと深読みしすぎかもやけども
anna

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