シマクマ

アリータ:バトル・エンジェルのシマクマのレビュー・感想・評価

3.7
2563年、没落戦争から300年後の世界。
サイバードクターのイドは、空中に浮かぶ都市ザレムから降ってくるクズ鉄からめぼしい物はないかと漁っていた。
そこで胸部から上だけが残っている非常に状態が良いサイボーグ少女を発見する。
彼は、診療所に持ち帰り、所持していたパーツを使って完全なボディに修復した。

翌朝、少女は目を覚ますが今までの記憶は失われていた。
イドは、少女を連れてアイアンシティを歩きながら様々なことを教える。
そして彼は、少女にアリータと名付け、彼女も本当の名前を思い出すまでその名前を名乗ると言った。
イドとちょっと別れた間にアリータは、街を歩き回る巨大警備ロボに踏まれそうになる。
それを見た街に住む青年ヒューゴがアリータを助ける。
それをきっかけにアリータとヒューゴは親しくなる。
ヒューゴは、ザレムに行く事を夢見ており、ザレムから来たと思われるアリータに惹かれていった。

ある時 アリータは、毎夜イドが外出して傷を追って帰ってくることに気づく。
不審に思ったアリータは、イドの後をついて行く。
イドが女性を殺そうとしていることに気づいたアリータは、彼を止めるが、
実は、彼は、賞金首を仕留めて金を稼ぐハンターウォリアーだった。
殺そうとしていた女性は、夜な夜な人を殺しては体の部品を盗む賞金がかかった犯罪者で、
その女以外にも仲間2人が出てきて、イドとアリータはピンチに立たされてしまう。
イドが殺されそうになった瞬間、アリータは、とっさに機敏な動きで敵1人を倒す。
そしてアリータに襲いかかってきたもう一人も倒す。
そして最後に残ったボス的存在のグリュシュカと戦い深手を追わせあと一歩のところで逃げられてしまう。
しかしその戦いの間に、アリータは、サイボーグ戦士だった頃の記憶の一片がフラッシュバックし
僅かながら過去の自分を思い出したのだった。

アリータは本当の自分を取り戻せるのか、そして空中都市ザレムとは一体どんな所なのか・・・という話



日本の漫画で過去にアニメ化もされた作品の映画化という情報を入れて鑑賞。
アリータを実際に演じてた役者さんはおられたのですが、
日本の漫画キャラをそのまま表現しようとしたようで、
ヒロインのアリータの瞳をかなり大きく描いて表現していて、
そのせいで顔全体をCG処理していた為、実写映画の中に一人だけCGキャラが紛れ込んでるような違和感が終始ありました。

バトルシーンやモーターボールの競技シーンは、とても迫力があり楽しく観れましたが
お話は、長い物語を2時間にまとめたような端折ってる感があり全体的に薄さを感じたのが残念です。

CGを使った世界観は、よく出来てると思いますので一度は観ても良いと思います。

吹替えでも鑑賞しましたが、モーターボールの実況の声を担当した古舘伊知郎さん、本物の競技だと大変上手な実況されますが、この劇中の実況は台本丸読みの棒演技がノイズに感じましたので字幕での鑑賞をオススメします。








(ここからネタバレ)
ラストの「次回に続く」のオチには、非常にガッカリしました。
結局空中都市がなんであったのかも謎のまま且つラスボスとの対決もないまま終わってしまい拍子抜け感が凄く脱力してしまいました。
観終わった後はパート2いつ出来るんだろうと思って調べたら、制作陣は、当初から続編を作る気はなかったとのこと。
人気が出なかった漫画が途中打ち切りで終わるのは仕方ないと納得させれますが映画でこれはちょっといただけません。
続編を出してスッキリと終わらせて貰いたいです。