みりお

メイズ・ランナー:最期の迷宮のみりおのレビュー・感想・評価

4.0
文句無し!!感動!!興奮!!
2に引き続き、まっったく迷路ではなかったけれど(笑)、でも長い間一緒に旅をしてきた仲間のそれぞれの再スタートを見るようで、後半は涙が止まりませんでした🥹
ちなみに2とは違って、ゾンビ映画でもなかったのでよかった👍

本作は、1作目のメイズで出逢った仲間たちが、友情によって深めてきた絆を、お互いの思想や理想と天秤にかけた際にどのように選択をするのか、という一種の成長のストーリーだったと思います✨
感情ではどうしようもない関係が生まれるからこそ、辛い選択をしなければならなきときもある。
ある意味、精神的な「迷路」の中からの脱出を試み、苦悩する。
そんな揺らぎが綿密に描かれていて、しかし一方で終始飽きさせないハラハラの展開の連続で、あっという間の鑑賞でした😭✨
シリーズ1作目は、ティーン向けのモンスター系作品だったにもかかわらず、徐々に世界観を広げ、ここまで多くのメッセージを含むシリーズに着地させたのは流石❣️
ハンガーゲームに並ぶものがある❣️

トーマス、テレサ、ニュート、ミンホ、チャック、アルビー、ギャリー、後々出逢った人々も、できるなら全員に幸せになってほしかった😭
盟友を失くしたような喪失感と、同時に人生の苦悩をまた一つ昇華したような達成感を同時に味わえるラスト、素晴らしい✨✨
あああああああそれにしても辛い!!
ニュート!!ミンホ!!好きすぎたよ!!
終わらないでーー!!笑

あと本作の主要撮影は2016年3月だったそうですが、撮影開始のたった4日後にトーマス役のディラン・オブライエンが撮影中に負傷してしまったそうです😣💦
怪我は相当重傷だったそうで、撮影が再開したのは2017年3月👀❗️
だから2作目から3作目までに、3年も間が空いてしまったんですね🥹💦
すこーしみんなが少年から青年(一部おじさん)になっていて、それだけが残念だったかも😂💦笑


【ストーリー】

トーマス(ディラン・オブライエン)と仲間たちは、秘密組織“ WCKD(ウィケッド)”にとらわれたミンホ(キー・ホン・リー)救出のため列車に奇襲をかける。彼らは戦闘機を使って列車一両を切り離すことに成功したが、車内にミンホはいなかった。一方、破壊的なウイルス“フレア”の感染者が増加する中、ミンホはWCKDの研究室で実験台にされようとしていた。


【キャスト・スタッフ】

*監督・主要キャストば続投🌟


*ギャリー:ウィル・ポールター

イングランド出身🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿
学生時代は失読症や発達性協調運動障害に悩まされたそうですが、「そんな中で、とても好きな作品に巡り合えた。それが生きる希望だったね」と語っているように、演技を糧に頑張った努力家さん🥹💓
2007年に『リトル・ランボーズ』で映画デビュー🌟
その後もコンスタントに映画出演を続け、本作で知名度を一気に上げ、かつ同年の『Glassland』ではジョージ・マッケイ、デイン・デハーンなどと同時に英国アカデミー賞にノミネートされ、見事ライジング・スター賞を受賞しています🥳
2023年の『GotG3』にも出演が決まっており、今後がますます楽しみな俳優さんですね✨
主な出演作は『ナルニア国物語/第3章: アスラン王と魔法の島』『レヴェナント:蘇えりし者』『ミッドサマー』など。



<1回目鑑賞:2018/6/16 @TOHOシネマズ日本橋>
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