ぐるぐる映畫

メイズ・ランナー:最期の迷宮のぐるぐる映畫のレビュー・感想・評価

3.3
3部作の最終章。

トーマス役のディラン・オブライエンが撮影中に事故に遭い、やむ無く撮影が無期限で延期になり、この映画自体が迷路に迷い込んでしまいそうになるという不運に見舞われた本作。

これは鑑賞前に1、2を見直しといて良かったぜ…

前作から3年という月日が経っているので大まかな設定以外は殆ど覚えてなかったんですよね。
前作のおさらい的な物が一切無いので鑑賞前に見直すことをオススメします。

1では謎めいた巨大な迷路からの脱出
2ではその迷路の謎やその裏に隠れた組織への追求

そして最終章の3では全てが明らかになるのか?と思いきや…

いや!!これ根本的に解決してねぇ!!

結局1番知りたい謎は謎のままで
この映画自体が主人公トーマスのように後先考えない行き当たりばったりなものに見えました。

いや!そこまで迷路に迷い込んでどうする!?

しかし!
その1番の謎をめちゃくちゃ勢いのあるシーンの連続で吹き飛ばしている感があるのである意味潔いとも言えます。

ティーン向けノベルらしい若さ爆発な3部作でした。