囚われた仲間ミンホを救い出すため、そしてWCKDとの決着をつけるため、トーマスたちは高い壁で囲まれた地球最後の巨大都市への侵入を決意する…
メイズランナーシリーズ最終章、途中で主人公の怪我があったりしたものの、凄まじい勢いで駆け抜けました。
冒頭からラストまでアクションてんこ盛りでびっくり。アクション好きにはたまりません。ワイスピ5を思い出すようなカーアクションに始まり、バスを釣り上げるわ街は破壊するわの大盤振る舞い。ただ、迷路に侵入するかのような宣伝だったのに全然迷路無かったのは残念でした。
正直WCKDもウォルトン・ゴギンズ率いる反乱軍も何したいのかよく分からんし、シリーズ通して解明しない部分も多くて脚本的にはイマイチです。でも主人公以外の登場人物の扱いが雑になることもなく、1作目から観てる人なら泣ける場面も用意されているのには好印象。仲間を想う若者たちの物語はベタだけどアツいです。ヴィンスかっこいいし、まあテレサは可愛いから許すか…
ツッコミどころだらけのシリーズですが、何も考えずに楽しむ娯楽作としてはじゅうぶん楽しいですよ。
