このレビューはネタバレを含みます
私のフィルマークスランキング一位のメリーポピンズ、続編。期待に期待を上乗せし観に行きました。
設定としては前作のメリーが大人になり子供を持った兄弟の元へ帰ってきた、と言うもの。大人になると子供の心は忘れてしまう、子供の頃の夢のようは体験は嘘だった、そう考える兄弟。世界恐慌中の一家を舞台に。
(字幕版)
うーん。メリーは同一人物には見えなかったなあ。性格変わった？って。顔は別に気にならなかった、歌も顔も美しい女優さんでしたが性格、、、。私が気にしてしまっているのは本当に些細な表情の違い、だと思いますが。結果彼女は何しにきたんでしょう、、、。
悲しかった、心に靄を残したのは、
①街並みが美しくないこと
②「タッタカタ」が出てこないこと(吹き替え版にはあるのかな、、？一回言えそうなところはあったけど字幕は違った)
③以前の名曲がフレーズ的にしか出てこないこと。
街並みは狭かったなあ、、、もっと前作は街が広くて美しくて、メリーと散歩するとすべての場所が違って見えたのに。今回は近所って感じでした。子供たちが知ってる道。ジャックたちが踊る広場も同じ場所からのカット(真っ正面)が多すぎてセット組んだのかな〜とか変に考えてしまったり。。。また、家は別物。
時報の大砲への対応ももっと見せ場だったはず。家具、家の構造かなり変えました？全然家が広く見えなかったです。私の見間違いかな
前作の曲を使うことが色々難しいことはなんとなくわかるんですが同一人物なら歌っていいじゃない。正式な続編ならいいじゃない。おかたずけの歌、鳩に2ペンスを、チムチムリー、スパカリ。どれかは聞きたかったなあ。また今回の曲、歌詞が普通の歌すぎて、頭に入ってきませんでした。覚えやすい曲ではない気がします。また同じような音で言葉をつなぐシーン、吹き替え版ではどうなるのでしょう、ちょっとそこは期待です。
メリーは何でも屋さんではないはず、なのに今回はちょっと便利な何でも屋さん的な感じ+バート的存在の歌の多さが気になりました。
時間遅らせるのも不可能じゃないといいつつメリーは見てるだけ、、ラストいいとこ取り。あれメリーってこんなんだっけ。子供たちより自分が楽しんでいる印象が強かった
やっぱ前作が好きだ
