めろ

メリー・ポピンズ リターンズのめろのレビュー・感想・評価

3.5
メリーポピンズが大好きすぎてリターンズを観るのは少し不安だったけどオリジナリティありすぎず、かと言って単純なリメイク版みたいなことでもなく、誰もが納得するような着地点に落ち着いていて安堵。

前情報ほぼなしで観に行ったので、ベンウィショーが出てきた瞬間にもう勝利は確信しました。父性だけじゃなくて母性も併せ持ったような柔らかいまなざしが出来るのは彼以外いなかったんじゃないかと、本当に適役。
メリーポピンズ役のエミリーブラントは出演作を観るのこれが初めてだったけど嫌味な感じなくこれまた自然にちゃんとメリーポピンズになっていたのでさすがだなあと。

子どもって、父親や母親、親族によってだけじゃなく、周囲にいる色々な大人たちに育てられていくものだよなと思わせてくれるストーリー。勝手な想像ですが、オリジナルはどちらかというと子どもに向けられたメッセージが込められている作品だとしたら、リターンズは大人に向けて作られているように感じました。それこそ、子ども時代にオリジナル版をみた人たちが大人になって当時の気持ちを忘れかけているタイミングで、再びメリーポピンズが思い出させてくれるみたいな。

若干点数低めなのは、曲が命のミュージカル映画なのに各曲の求心力が少し弱いなあというところと(歌詞も含めて)、ストーリー的にもここまでドタバタ劇にしなくても、もう少しシンプルに毎日の生活を描いたようなものでもこれだけの役者陣なら十分魅せられたんじゃないかなということがあったからです

今のちっちゃい子たちはこれを観てどんな風に感じるのかがすごく気になる。
帰宅即、メリーポピンズのブルーレイ家で観たくなった!