自然な会話、表情の変化などで人の心情の変化を細かく映し出し、見終わった後に温かい気持ちになり、新たで新鮮な人との出会いや、お互いをおもいやり大事にしていく深い関わり合いって良いなとほっこりする映画。
暗い過去を持つ介護士ベンと余命わずかな身体障害者トレヴァーが介護を通してお互いに距離を縮めていく。
信頼関係が築いていく中ベンの後押しで危険がありながらも今できなかった、外の世界へ出る旅に出かける。
その中で自分の心を徐々に開いていき、クールで男らしく親切でユーモラスな本来の姿を取り戻していくベン。
表情が明るくあったかく見守るような頼もしいように変化していく。
トレヴァーは自分の限界を超え、新しいことに挑戦したり、障害者ではなく一人の人間として人と接することの楽しさや実体験することの喜びを知っていく。
トレヴァーとベンの皮肉が混じったユーモラスな会話が特徴で非常に楽しいが、下ネタなどが苦手な人には合わない人もいるかもしれない。
