しりあがり寿のマンガに「ロールプレイングとーさん」というのがあったが、こちらは妻がロールプレイング。
どうなんだろう、これ。
ノンケ(ヲタクの気が無いという意味で使用しています)の方たちには、意味が通じる映画なのかもしれないが、ゲーマー視点で見ると意味がよくわからないストーリー。
テレビゲームのRPGにハマった奥さんに頭を悩ますおっさんが浮気に走り、突然ゲーマー妻が失踪して、ゲームのように残された手掛かりをもとに妻を探す物語。
そもそも、ゲームに夢中で家事も夜の営みも放棄するなら悩みもしようが、ちゃんとこなしてゲームするなら問題ないし。
RPGのように妻を探すというテーマな割に、あまりRPGっぽくないのも致命的。
コンピュータゲーム的にはアドベンチャーゲーム感覚かしら。
まぁアドベンチャーゲームも元をたどればテーブル式のRPGに辿り着きはするけれど、それを意識したわけでもあるまい。
パッケージのあらすじに「RPGゲーム」とか書いているようじゃ・・・。
夫婦の性生活に特化したレーベルなので、お色気シーンはある。
綺麗どころの綺麗なシーンがあるだけでも素敵な映画。