なんとなく後回しになっていた一本。たまたま予告を観ることもなかったので、かなり真っさらの状態で観ることになったのだけど、ブルーノ・ガンツが出ていたことにエンドロールで気づき、どれだったんだよ!と慌てる始末に。
お年寄りのおぼつかない様子を見るのって辛い。まわりの人たちが親切で良かった…
妻の死を忘れてしまっても、好きな作曲家は忘れないこと、憎しみの記憶は決して消えないこと、故に戦争の愚かさは忘れてはいけないこと…原題の「REMEMBER」という単語が、覚えている・思い出す、両方の意味を持っているように、これは単なる復讐劇ではなかった。
それだけに邦題とキャッチコピーがなんとも残念。