老人版『キル・ビル』+『メメント』!
久々によく考えられたドンデン返しモノを観た。なかなか辿り着けないターゲット(そりゃ初っ端で正解なら映画が続かないw)、シャワーや、貨物列車、駅舎の鉄骨やスピーカー、ジャーマンシェパードなど、アウシュヴィッツを想起させるメタファーが散りばめられ、ラストに向かって静かに上がるテンションは流石。
たまたま前日にナチ親衛隊(SS)のドキュメンタリーを観ていたのに加え、衝撃のラストシーンを観た後で振り返ると、クリストファー・プラマーが、ネオナチのク◯野郎(『ブレイキング・バッド』のハンクではないかっ!)を殺してしまった後に、妙に冷静だった理由がよく分かる。
この映画の原題は『REMEMBER』…なるほどね。