モンティニーの狼男爵

手紙は憶えているのモンティニーの狼男爵のレビュー・感想・評価

手紙は憶えている(2015年製作の映画)
2.9
登場人物平均年齢割高のサスペンス。
子役の子はみんな可愛い。

大どんでん返しと言うより、「彼の」世界がひっくり返ると言った方が正しいかもしれない。確かに結末は衝撃。
95分のお手軽さでサスペンスと戦争の名残、主にホロコーストの胸糞悪さを感じれます。

ここからネタバレあります。





















ゼブの物忘れの酷さはアメリカで素敵な家族を築いて自分がナチだったことを忘れたいがための副作用?一緒に逃亡したルディは自分で本当の名前を呼び自分に話しかけ、辛いことだけどもそのことを繰り返してた。この相違。

元軍人らしさの残る発砲シーン。他の方のレビューに書いてある違和感は、もしかしたら製作者側の伏線だったのかもと考えると恐ろしや。だって銃の使い方、紙に書いてって言ってたくせにそのメモ見てなくない?www
体に染み付いてると考えた方が納得できる。
90歳のおじいちゃんが同世代に復讐を行うってあたり、斬新だなー。死ぬ前に殺したかったんだろうな。そこが恐らく復讐者にしかない感情なのだろう。
マックスは結局のところ、2人共に復讐したかったのだろうけど、ゼブが自殺するのも期待してたのか?そう考えると復讐者ってどんな事情があろうと共感出来ない。
ゼブに始めに見せた写真がなんでオリー?