評価が高かったので観賞
死を待つだけの老後となった
ユダヤ人とナチツドイツの関係を現代に入ってから描くお話
なのだけど、完全に予備情報なく観賞
おそらく出だしはきっかけにすぎず重要でないから大分ざっくり
物語は唐突に動き始める。
突然、呼吸器しょったマックスじいさんが出てきて
ハイよと書かれたメモ書き手紙を出してきて、それに従うようにそそくさ出かける。
(え?老人ホームて普通外出禁止じゃないの?)
何が起こっているのかよくわからず
手紙には何がかいているのかも始めは明かしてくれない
少しずつわかってゆく老人の足取りを頼りに物語は進んでゆくミステリー展開
途中落ちを読んだとしても、飽きずにみてほしい。
とにかくメッセージ性が強い…
ナチスとユダヤの今に至る現状が結構真面目に描かれているので、2度観ても興味深い。。
日本でも今老人ホームに入っているのは戦争経験者ばかりだが
傷跡は細くなりつつあり、
若い人の感覚を見ると
か細く忘れ去られようとしている。
いや、忘れてはいけない!
若者よ胸に刻め!コレが戦争の傷痕だ!と
いわんばかりに事件に発展させてゆくところが生々しい。
明るさない話だったけど、ここまでラスト暗い気持ちにならなかったのは
最初で最後かも?