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シクロのmugcupのネタバレレビュー・内容・結末

シクロ(1995年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます


私的神曲、レディオヘッドのCreepが聴きたくて。
2003年のサマソニでのCreepが1番好き。
恋の苦しみをこれでもかと歌いあげるトム・ヨークが大好き。
真に迫っていて、とにかく胸を打たれる。

で、この映画のCreepが流れる場面。
トニー・レオンが好きな女を客に売り渡すシーン(売春まがいの仕事をしている)
生きていくために悪になるトニー・レオン。
でも表情がとても切なくて。
その後その女が(多分無理やり)処女を奪われた事を知り、その客の男を殺し、トニー・レオンも自殺してしまう。

生きていく上で大切な事って何なのかな。
男と女って何なのかな。
私みたいにいつも誰かに守られて生きている者には
分かった気でいるだけで
何にも分かってないんだろな。

とてもディープな映画なんだけど、トニー・レオンとトム・ヨークの切なさが妙に合っていて
なんだか頭から離れない。
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