おじいちゃんはデブゴンの作品情報・感想・評価

「おじいちゃんはデブゴン」に投稿された感想・評価

ドラマも作り込んだ内容かと思いきや、おじいちゃんが少女をヤクザから救うと見せかけて、友だちの家に行っていただけでしたというラストには、ズッコケました。
レジェンド、サモ・ハン監督、主演!
最近もイップマンなどで活躍を目にはしておりましたが、流石に全盛期リアルタイムではありません。随分長らく活動されてる印象ですが、意外にもまだ66才だそうです。映画デビューはなんと10才!まさにリヴィング・レジェンド!

物語は現代。舞台はロシアと中国の国境の街。両国のマフィアが鍔迫り合いするヤベー街です。主人公ディン(サモ・ハン)は元要人警護の武術の達人。しかし今や認知症の兆候も現れ、無口でボンヤリしたおじいちゃんといった風。家族とも離れ一人でひっそりと暮らしています。隣家にはギャンブル依存症のボンクラな男(アンディ・ラウ)と、その娘のおしゃまな女の子が二人で暮らしていて、お家に居場所の無い彼女は、ディンを実のじいちゃんの様に慕い、彼の家に入り浸っています。感情表現の苦手なディンは彼女を煙たがる様でもありますが、本心では彼女の身の上を案じ、また身内の様に可愛がってもいるのです。…で、少女の父親がギャンブルで背負った借金が原因でマフィア絡みのヤベー仕事に足を突っ込んだ辺りから物語は大きく動き始めます…。
〜こんなに長くあらすじを書くつもりじゃなかった(フリッパーズギター風)

観始めて驚くのは、意外な程の静かさです。サモ・ハンのパブリックイメージと異なる、寡黙で小さな演技。認知症という役柄に因むものなのでしょうが、始終覚束ない風の言動に「サモ・ハンの演技って、ひょっとして…」とか思ってしまいました。(申し訳ない…)
物語の進行もゆっくり・穏やかです。時折激しいアクションシーンはあるものの、却って強く印象に残るのは動きの少ない、じいちゃんと少女のトボトボ歩く姿…。

…なんだかこの感じ、覚えがあるな。
⚫︎気難しいじいちゃん ⚫︎近所の子供との触れ合い ⚫︎地元のタチの悪いチンピラ…

…はっ! ク°°ラン・ト○ノじゃん‼︎
そりゃあサモ・ハン、脚本気にいるはずだよ。大傑作だもの!
だとすると、コレは切ない号泣エンディング確定じゃないですか?気が重いなぁ…なんて思ってたのも杞憂、杞憂。何しろ、武器一つ持たずアジトに乗り込むのはライフルが頼りの細身の爺さんではなく、肉弾凶器サモ・ハンakaデブゴンなのですよ!
かくしてサモ・ハンによるエンドレス・過剰防衛ショーの始まりです。
ルール無用の悪党は
シンプルに、頰を、ぶつ!
ナイフを、腹で、弾く!
丹精込めて、腕を、折る!
全員、折る‼︎
…しかしあくまで、元々は要人警護のテクニック。防衛の一線は
…あ、あっさり超えた!
エモノ(牛刀とか)を奪って、刺す!複数回‼︎

まあ、この上なく爽快ですね。溜飲てこんなに下がるんだ…。
前半の中華文芸映画の様な味わいから、後半の香港スタイルの立ち回り。観終わってみれば、憂鬱とかとは無縁のさっくり楽しめるハートウォーミング・リベンジアクションといった後味でしたね。主人公と悪党の死闘は、最終幕で奇妙な“最低速での追跡劇”になるのですが、コレは何か名作のオマージュとかなのでしょうか?なにぶん古典に疎くて…。
舞台となる街が中国と西洋の入り混じった様な不思議な雰囲気で、そこをぐわあんとドローンで撮りまくります。まだまだドローン撮影は飽きませんね。文句なく美しい。
あれやこれやと充分楽しい今作ですが、気になる点も当然ありまして。最たる物は、後半のドラマのディテールのボンヤリ具合なのですが、勿論コレは主人公の特性を利用したアルジャーノン・メソッドに違いありますまい。大・成・功!
因みにブルーレイの映像特典には、日本での来日舞台挨拶でのサモ・ハンと声優・水島裕のツーショット会見が見られます!うおお、いま昭和何年だー⁈デブゴン・フォーエバー‼︎
見る前からデブゴンシリーズではないと聞いてたので、
そのつもりで鑑賞しました。

あそこまでのコメディ色は無いものの、充分面白かった。
キャラクターが古臭くって懐かしい。
デブゴンに思いを寄せるおばあちゃん、いっつも椅子に座って井戸端会議のおじいちゃん達とかね。

でもって、我らがデブゴンがチート級に強い。
しかしアンディ・ラウのあの役をアンディ・ラウがやる意味…。
単なる無駄遣いですね。
まあアンディ・ラウ好きなんで全然いいんですけど。

カンフーヨガではジャッキーのアクションシーンのキレのなさに寂しさも感じましたが、
サモ・ハンは上手いことアクション撮ったなと思います。
やられ役が上手いんだろうな。
大して動きもせんのにバッタバッタと悪者を倒すデブゴン。
ありえんデブゴンの強さに見てるこっちは笑いがとまりませんでしたね。
アジア版イコライザーとでも言いましょうか。
とにかく大好きです。
GHOSTJPN

GHOSTJPNの感想・評価

2.1
おじいちゃんなだけに、派手には動かないけど、徹底的に関節を攻める戦法は納得。
キャラクターや設定を、うまく生かせてないと思った。
けろ

けろの感想・評価

3.6
いつもクールな主役貼ってるアンディ・ラウがチンピラ役なのが面白い。

格闘シーンでホネがポキっと行く演出はロミオ・マストダイで見た気がする。

サモハン映画は人死なないと思ってたのに今作はどんどん死んでいくね。

戦闘中に息切れしてちょっと中断するとこなんかおじーちゃんのリアリティある。
なつこ

なつこの感想・評価

3.3
このおじいちゃん、足腰は弱いけど腕っぷしは強いよ!(*>∇<)ノ
ぶよぶよのボケ老人があんな強かったら、強さとは違う意味で怖いよね(笑)

内容は…洋画のアクションものによくあるやつです。
でも大事なのはそこじゃなくて、サモ・ハンが今も元気だということ!!(≧∇≦*)
そしてアンディ・ラウ!

香港アクションを観て育った私たちの世代には、サモ・ハンはなくてはならない存在なのです!
ジャッキーはもちろんですが、やっぱサモ・ハンがいないと物足りない。
もちろん主演も沢山やってますが、私の中では名バイプレイヤーのイメージが強い。

あの頃の香港映画はめちゃめちゃでしたが、とにかくパワーがありました!また見直してみようかなぁ…。
レディ・プレイヤー1の影響か、映画を懐かしむ病が発病中です(笑)
cavernaria

cavernariaの感想・評価

2.5
普通。面白くもつまらなくもない。

アクションシーンでコマ落とす演出はいらないと思う。
サモハン久々の主演映画ってことで見たんですが、これは正直言って、今一つだったなぁ。

サモハンはその昔カンフーの達人で軍人?(警察?)だったが、大事にしていた孫娘が自分の不注意で行方不明になってしまい、そのせいで、ロシアと中国の国境に近いところで一人孤独に暮らしている。ご近所には博打狂いのダメ父をもつ小学生の少女が住んでおり、孫のようにかわいがっていた。そんな時、そのダメ父が、博打で作った借金を返すためにロシアマフィアから宝石を盗み、追われる身となってしまう…。

このサモハンの役どころが、孤独なだけじゃなくて、認知症も患っているという、昔からのファンとしてはショック極まりない設定なんですよ。ベストキッドのリメイクでジャッキーが師匠になっていたときは、ジャッキーが師匠になるなんて…感無量!だったのに、サモハンは、に、に、認知症?!映画の設定とはいえちょっと悲しい。
んでもって、カンフーアクションはというと、さすがに飛んだり跳ねたりやっぱ難しいんだろうなぁ。動かざること山の如し…みたいな感じで、あんまり動かない。主に手首をひねる感じの技で、とにかく見てて痛い!!!手とか脚とかあっちの方向いたり、こっちの方向いたりで、あらぬ方向に向いちゃってるんですよ。それをバキッ!ボキッ!っていう効果音とともにやってくれるので、もう思わず目を閉じてしまった。

そしてオチがですね、ええ~?!そんなオチ?!っていうもので、それも若干がっかり。
とはいえ、久しぶりにアンディ・ラウも見られたし、ユンピョウも最後にちょこっと出演してたので、まあよしとしよう。

それにしても、最初に画面に映ったサモハンが、あまりにも梅宮辰夫すぎて、大爆笑してしまった。
デブゴンっていうぐらいだから結構コメディかと思ったけどそうでもなかった。
あまり編集に頼りすぎない今のサモハンのアクションが見たかったのでちょっと残念。
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