1989年 ロシア アレクサンドル・ペトロフ監督デビュー作。
約10分 アカデミー短編アニメ賞ノミネート
アニメーション作家ユーリ・ノルシュテインに師事した方。
ガラスペインティング(ガラス板に油絵具を指でつけ描く)技法という事ですが、まるで絵画の世界に入り込んだような映像世界。
母子二頭の牛を飼う、近くに線路がある農夫の一家(夫婦と子供)。
ある日、仔牛が売られると、母牛はその悲しみで働かなくなってしまう。
その悲しみをなだめようと少年は「僕が君の子供になるよ」と語りかけるが...
暗闇の中のランプの光、子牛や少年の姿、母牛の感情...素晴らしい表現力です。
自然・生命への感謝に溢れる素晴らしい作品に出会えました。
YouTubeで見れるので是非。(英語字幕)
https://youtu.be/ZL8jyYbGXME